先週感じていた、高揚感、期待感が更に高まり、希望・・・
長年望みに思っていたことがついに動き出した。
今回新和座初の書き下ろしに挑戦します。僕が書きました。
そして、僕のお芝居人生の中で初の同じ職種の教え子が誕生するのです。
演出は石井かほる。

長かった気もするし、短かった気もします。
座長の古川の考えに賛同し、新和座に参画してから、数年。
古典を中心に公演を行って来ました。そのほとんどは僕の演出で。
しかし、新和座は僕の劇団ではありません。
あくまで、座長古川を筆頭になら、石井、今松、加藤、長谷川が自分たちで動かすことが僕の希望であり、座の共通の目標でありました。
今まで座の仕事の分担は行って来ましたが、僕が居なくても、稽古が進み、作品が作られていく。
全くの未知の空間が僕の目の前に現れてきた時にゾクゾクし、
作られていく作品を感じた時にワクワクし、
そして・・・描いていた希望---夢の一つがいよいよ具現化してきたのです。
今回はたくさんの客演の方にご協力いただいております。
ですので、今まで新和座では動かしたことのない大きな船が出航しました。
いままで僕は艦長席に座っていました。
しかし、今回はタグボートであります。
港を出るまではこの大きな大きな船を引っ張りましたが、
湾の外に出たら・・・タグボートは港に戻ります。
不肖私、今まで新和座という船を護ってきたという自負がございます。
しかし、今回は新しい布陣で出航いたしました。座長を始め、各々が別々の職務を行い、
それぞれに機能し、それぞれに反応する。
そして、この大きな船が大洋に進んだのです!!
こんな嬉しいことはありません。
しかし、大海原は晴天だけではありません。荒天もあります。
その船はもう、止めたり、港に後戻りすることは容易ではありません。
この船は僕以外の人々がきちんと護ってくれるはずです!
・・・。
この大きな船、いざ、出航しました!
色々な天候があっても、楽しそうな船旅です☆
僕も、タグボートから降りて、この大きな船にまた乗ります♪
今度はブリッジではなく、機関室あたりで☆☆
