10年くらい前だったかな…演出プランのプレゼンテーションを納谷さんの前で行ったことがある。
もちろん、他の劇団員の方もいらしたんだけれども。


こんなペーペーのプランニングをきちんと聞いてくれて、
曲についての質問を幾つかしていただいたのを覚えている。


当時の僕はそりゃあもう、あがりっぱなしでもう、ガクガク震えていた。
だって、納谷さんの他に熊倉一雄さんを始め、もう、雲の上の存在の方々が僕の方を向いている。
もう、卒倒しそうでした。


けれども、今思うと、本当にこんなペーペーのプランニングに対してきちんと聞いてくれて、
質問をしていただけただけでももの凄く光栄な事だったんだな。
当時はなんていうのだろう・・・(今でもだけれども)かっこつけな感じだから、
僕から色々聞くということをしなかったんだよね…もったいない。
今思えばたくさん、たくさん、もっと貪欲に聞いておけば良かった。


衷心より納谷悟朗さんのご冥福をお祈りします。