第6回本公演『サロメ』の作中にはのちのキリスト教の他にユダヤ教も出てきます。もちろん、この作品自体、宗教的な要素というか、宗教色が強いものではないので、そういった話題は少ないのですが…
日本でくらしている私達にはちょっと理解し難い部分があるのも事実です。
先日の記事でも書きましたが、アブラハムの宗教と言われる3つの宗教を信仰している人たちは、
みな、同じ神様を信じています。
そして、その神様がこの天地を創った物語が最初に書いてあるのが所謂『旧約聖書』です。
ユダヤ教とキリスト教においては正典であり、ユダヤ教では唯一の『聖書』であるため、旧約聖書とは言わないようです。
ちょっと話はずれますが、旧約聖書/新約聖書は、大雑把に言うと、旧い約束と新しい約束とすることができます。旧い訳と新しい訳ではありません。。。どこかで聞いた話なのですが、旧約聖書に書かれている預言を成就している内容が新約聖書(の福音書)であるということだそうです。
内容としては、神様が天地を創造した物語、アダムとイヴ(エバ)の失楽園の物語…
神が人間の所業に怒り、地球を洪水にしてしまう、ノアの方舟の物語…
モーセのエジプトからの脱出、十戒のお話、預言者たち預言書…
などなどたくさんの項目から成り立っています。
第6回公演『サロメ』の中では”イザヤ”という預言者のことだったり、神様をないがしろにして滅びたソドムとゴモラという街の名前が出てきます。
このサロメの物語もユダヤ教世界である舞台でキリストの来訪を予言したヨカナーン(ヨハネ)が捕まった後の物語です。旧約聖書に預言された事が現実に目の前でおこるのかどうか…
劇団新和座第6回本公演 サロメ
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