10月22日の即位礼正殿の儀の翌日、こちらの帯を店に飾りました。
色と柄のイメージがつながりました。
天皇陛下ご即位の一連の儀式は、美しく染められた日本の絹に彩られ、厳粛で荘厳で、何というか、圧巻でした。
先の帯、しなやかな生命力に溢れる草花に可愛らしく描かれた珍しい鳳凰がさりげなく鎮座する染め帯です。
鳳凰？孔雀？とお客様との会話の中でも話題になりますが。
孔雀はこの世の鳳凰とも言われますね。
お好きなほうに見ていただけたらと思います。
どちらも縁起の良いおめでたい吉祥紋様。
令和という新しい時代のお祝いに、あまり仰々しくなく、それでいて品のある、記念の一品として選ぶにふさわしい帯です。
生地はツヤのある薄い砥粉色で、美しく織られたオリエンタルな地紋を見ていると時が流れてしまいます。
前柄はこちらです。
小紋や色無地に。
お茶会や同窓会、お食事や観劇など。
お出掛けが一層楽しみになりますね。
様々な場面で長く楽しんでいただける上質な帯です。
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