-胃腸が弱いと感じたら「脾虚(ひきょ)」かも?東洋医学から元気を取り戻すヒント!
こんにちは!
今回は、東洋医学の視点から「胃腸の不調」についてお話しします。
「食べるとすぐお腹がもたれる…」
「疲れやすくて、家事や仕事がつらい…」
「肩こりや腰痛がなかなか良くならない…」
そんなお悩みはありませんか?
東洋医学では、これらの症状を「脾虚(ひきょ)」という状態と捉えます。
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◆ 脾虚とは?
「脾(ひ)」は、胃腸の働きや栄養を体に巡らせる力をつかさどるとされます。
その「脾」が弱くなった状態が「脾虚」です。
脾虚になると…
•胃腸が弱くなり、食欲不振や下痢・軟便が起こりやすい
•筋肉の力が落ちて、肩こりや腰痛につながる
•エネルギー不足で疲れやすく、やる気も出ない
つまり、体の土台が弱っている状態なんです。
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◆ 脾虚を改善するとどうなる?
脾虚の状態を整えることで…
•胃腸が元気に!しっかり栄養を吸収できる
•筋力もアップし、姿勢や体の安定感が良くなる
•元気が湧いてきて、家事・仕事・スポーツも楽しくこなせる
旅行や趣味を楽しむ余裕も出てくるかもしれません♪
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◆ 高齢者の「フレイル」とも関係あり
最近よく耳にする「フレイル(虚弱)」という言葉。
実は、この状態も東洋医学でいう「脾虚」と関係が深いと考えられています。
脾虚のケアを続けることで、
介護予防にもつながり、健康寿命を延ばすことができると期待されています。
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◆ 自宅でできる簡単ケア:お灸を活用しましょう!
脾虚証を改善するためには、お灸がとても効果的です。
特におすすめなのが、以下の2つのツボです。
🔸 地機(ちき):すねの内側、膝から指3本ほど下の位置にあります。
🔸 足三里(あしさんり):膝のお皿の下、指4本分ほど外側にあります。
これらのツボにお灸をすると、胃腸の働きを助け、体力や筋力もアップしやすくなります。
市販の台座灸を使えば、ご自宅でも安全にケアできます。
続けることで、体が少しずつ変わっていくのを実感できるはずです!
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当院では、脾虚タイプの体質に合わせた鍼灸治療や、セルフケアの方法も丁寧にご案内しています。
「最近ちょっと胃腸が気になる…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
元気な毎日を一緒に目指しましょう!
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鍼灸治療に興味のある方・受けてみたい方は以下のホームページをご覧下さい。
http://muto-shinkyu.com/