最近、ミュージカルや宝塚(宝塚もミュージカルだけどな。人によるからな。)は
絶対自分が参加できる可能性が皆無なだけに
純粋に楽しめるので
ストレートプレイももちろん楽しめるんですが
勉強的な部分も多くて
間違いなく色んな気持ちがせめぎ合うので笑。
星組
「柳生十兵衛/モアダンディズム!」
宝塚はコロナ禍でファン復活出戻りなので愛月さんも礼真琴さんも観たことなく(知らなかったしね😅、最近まで)ご縁あり、一度観てみようと。
柳生十兵衛は、、、
この方とお話自体がわからないのもありますが
きっとそこそこ長いんでしょうし多分2時間にまとめるの大変だったろうなと。
話の展開が急でした
それと後から人に言われて気づいたけど
十兵衛何気にあんまり戦わないの
コーチだから笑。師匠ね。
だからせっかくのスターさんの立ち回りの醍醐味があまりないんですよ。
ラストに対決はするのですがね。。
それがたぶんもやもやする原因なんだなと。
色々わりとあっさりなのです。
礼真琴さんの身体能力の活かされた立ち回り観たかった気します。
しっかし
礼真琴さんはとにかく歌が上手い。
声量も低音から高音まで、もう歌手でしょう、これは。
素晴らしい。これになんでしょう、役がもっと深く繋がると台詞として聞こえてくるのかなぁ。
踊りもキレキレ。運動神経いいんだろうなぁと。
たぶんお芝居もこの身体能力と耳の良さとで上手いんだろうけど
どちらかと言うと童顔だし年代も若いのかなぁ。ちょっと軽さを感じてしまい(芝居のテイストもそういう方向の演出)かっこ可愛い感じでした。
ジャニーズとか韓流っぽいかっこよさなんでしょね。
しかし、最近宝塚見てると勉強になる。
スタイル+顔立ち+身長+技術+センス+人間性(キャラクター)
のバランスがその人の魅力やなと。
普通の役者や脇役は
技術とセンスと人間性はもちろん大事ですが、
他は適材適所ついう役との住み分けあったりしますし
宝塚のスターに限って言えば
この塩梅がね、
総合点なんでしょね。二つくらいが飛び抜けていたら補える、みたいな。
れいこさんなんかは芝居に歌に美しさにとポテンシャル高いトップさんの登場でこれからが楽しみですわ。(人の芝居ばっかみて楽しんでる場合じゃないのだけど)
個人的には一役者さんとして輝月ゆうまさんと何故か気になる紫門ゆりやさん、若手だと風間柚乃さん。
なんでもできる輝月さんに
どこかふざけてるような可笑しみを持ってる紫門さん。かと思えば、高師直には崩れ落ちました。
もうメイクから素晴らしすぎて笑った。
よくぞ専科に😭
あっちこっちにこの存在感は欲しいですよね。
しっかし、芝居が達者で歌えて踊れたら
老若男女できてしまう宝塚はたまらない場所なんでしょうねぇ
そういう意味で、最近宝塚は
様々な役者のあり方みたいなものの
モデリングみたいで興味深いです。