三屋裕子さん | 武藤令子オフィシャルブログ Powered by Ameba

武藤令子オフィシャルブログ Powered by Ameba

武藤令子オフィシャルブログ Powered by Ameba

先日、いつも司会進行のお手伝いをしている勉強会でした。

講師は元オリンピックバレーボールの選手三屋裕子さんでした。

中学生の時ちょうどオリンピックがあって

休み時間にバレーボールを

私は江上!だの三屋!だのといって遊んでいたのを思い出しました。

(懐かしーっておもった方は昭和ねニヒヒ)


すばらしいお話だった・・・

感動した。途中、我慢したけど司会とかじゃなかったら

きっとボロボロいってたな。



三屋さん、現在178センチ(これでもバレー業界では小柄なんだそうです。)

小学生の時にはすでに170cmあったそうで

1年に30センチ伸びた時はとまらないんじゃないかと怖くて仕方なかったと。

(お母様は伸びないように24センチから大きな靴にしなかったそうです。結局怪我が絶えず大きくすることになったそうですが)


今でこそ長身はモデルさんだのと素敵だと思われるけど

そのころは、特に小学生は人と違うことはいじめの始まりにもなり

とにかく自分が大嫌いだったとおっしゃっていました。


そんな中先生が

「できない言い訳をつくるよりできることのアドバンデージを上げる」

ということを教えてくれバレーボールを薦めてくれたことがきっかけだったそうです。



それからはオリンピックの選手になるという夢に向かって

走り続けたそうです。その道のりは想像を超える厳しさだったようで

時には夢とおもっちゃいけなかったのかな

と思うことすらあったと。

一度逃げることを覚えてしまうとずっと逃げる癖がつく。

明確な目標と覚悟があったからそこに向かって突き進めたと。


たんたんと、たんたんと話されるのです。もちろん笑いも交えながら。



どれだけその時々に傷ついたり苦しかったり逃げ出したかったりしたのだろうかと

手に取るように想像しえて。



オリンピックといえばスポーツ選手の夢。

みんなの憧れ。


でも誰もが行ける場所ではない。選ばれたから居れる場所。

だからこそ逃げれないしやめる権利すらなく

どんなに過酷で辛くても

ただただゴールに向けて闘い続けるしかなかったそうです。

オリンピックの選手の時は崖っぴちにつま先立ちしているような気持ちだったと。



オリンピックで得たものをして

自分に勝てない人間は人に勝てるわけがない。

ただただ、自分との闘いなのだと知ったこと。

そしてそれを乗り越えた先に臨む景色をみた強さ。


三屋さんの精神力と意志力。

きっと乗り越えられらなかった人もいたはずで

それを突破してきた

ぶれない

しなやかだけど折れない心。


三屋さんの凛とした佇まい。

イキザマがその人となりですね。


一つのドラマを体感したような

素敵な時間でした。

{2A56C642-1A42-41CF-92C4-5FAEBDFE449B}

ながなが書き連ねてしまったわ。

最後まで読んで下さりありがとうございます。




武藤令子