パイレーツ・オブ・瀬戸内 その2

さて2日目は伯方島観光から。

村上海賊が活躍したこの海域は

潮流が激しく複雑であることは前回お伝えした通り。



それにしても船折瀬戸（ふなおり瀬戸）とは穏やかでない



今見てもそんなにすごい感じはないのですが

（今でも難所ではあるそうですが）

木造船に乗っていた当時は

潮の流れに逆らって船を進めると

強度的に耐えきれず船が折れたそうです

島内で風光が最も優れている、と言われるのがこちら。

「鶏小島」という面白い名前の島。

真ん中にポツリと浮かぶのが鶏小島です。

元日の朝、金鶏が鳴くという伝説があることから

その名が付いたそうですよ。



そして、今回の旅、三つ目の島、大島へ



道の駅よしうみいきいき館の

海鮮バーベキューを食べに行きます。

10時過ぎとランチには少し早いけれど

こちらも行列ができるとの噂。

先んずれば人を制す、という事で。



作戦は大成功。

まだあまり人のいない売り場で

好みの魚介類をじっくり選びます。

シーフード好きの長男なんかもう目がキラキラ

七輪の炭火で焼いたら

それはもういい匂いがそこら中に漂います

サザエにヒオウギ貝、エビ…

あ〜エビの味噌が

今、ブログを書いていても涎が出てきそう

いや、とにかく新鮮な魚介は最高



新鮮な魚介を堪能したら

次は歴史のお勉強

お城の様な村上水軍博物館へ。

「村上海賊の娘」の中に出てくる

安宅船、関船、小早船の違いや

「ほうろく玉」がどんな武器だったか

なんて事が分かって面白かったです

知識を付けた後はお向かいの能島水軍へ。

ここから船に乗り

村上武吉ら能島村上水軍が拠点とした能島や

厳しい潮流の船折瀬戸を間近で見る事ができます。

残念ながら今日一番、潮流が激しい時間帯は

もう過ぎていました。

それでも船のエンジンを止めると

潮で結構なうねりを感じる事ができます。

能島村上水軍が拠点としたのがこの島。

ものすごく小さな島です。

こんな小さな島に城を構え

瀬戸内海を制覇していたとは驚きです

激しい潮流のせいか

下船する頃には次男はちょっとぐったり



２日間のしまなみ海道の旅の予定は

これにて終了。

子供にはちょっと退屈な時間もあったけど

私にとっては本の内容をより深く知れた

大満足の旅でした



息子たちよ

今度は子供向けの旅を企画するからね







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