母に絵本を読んでもらった記憶はありません。
家にも絵本はありませんでした
(でも4歳上の姉には「なかよし」
私には「りぼん」を毎月購入してくれていました)
なので、保育園で保母さんが読んでくれた
絵本になるのですが、強く印象に残って
いるのは
「あんぱんまん」
と
「おしいれのぼうけん」です
「あんぱんまん」は、今のように
キャラクター化された可愛いタイプの
アンパンマンではなく、1番最初の
「半人間版」
の物です
笑
ほっぺがテリテリしていて、
「美味しそうだなぁ〜
私も齧りたい…
」
そう思った事を覚えています
「おしいれのぼうけん」は
おしいれの中と異次元の世界が繋がっている
ことにワクワクした…というのか、
手に汗握った…というのか…
あのドキドキ感は、大人になった今でも
忘れる事はできません
子供には乳幼児の頃から読み聞かせを
してきました
そんなワケで、
「あんぱんまん」と「おしいれのぼうけん」
を読める日を楽しみにしていたのですが、
娘は(あんぱんまんは好きでしたが)
「おしいれのぼうけん」は好きではない
ようでした(怖かったみたい)
娘が大好きで、何度も何度も読まされた(笑)
のは
「わたしのワンピース」
と
「おやすみなさいおつきさま」
でした
「わたしのワンピース」は、娘は全ての
ページを暗記してしまい、
ページを捲りながら私に読んで(？)
聞かせてくれました(笑)
内容というよりも
子供は「リズム」があるものが好き
なのだなぁと勉強になりました
「おやすみなさいおつきさま」は
眠る前に、１つ１つのモノたちに
「おやすみなさい」と告げていくお話
なのですが、ネズミ🐀がページごとに
少しづつ動いているんですよね。
(指をさして教えてくれます
)
私はそんな事には気づかなかったのですが、
子供は細部まで見ているのだなぁ
と驚きました
最後の
「そこここできこえる
おとたちも」
…のリズムが面白いのか、いつも一緒に
声を揃えて読んだものでした
「ぐりとぐら」も大好きでした
昔、岐阜の美術館でぐりとぐらの原画展
があり、三重県から車で観にいった事が
あります家族でね
絵本の読み聞かせもあり、
読む方が可愛らしい声で、リズミカルに
「ぐり
ぐら
ぐりぐら」
…と読むと、娘はバッと後ろ
(私の方)を振り返り…
「私が聞いてたのと違う
」
正解はこれだったんだね⁈
…と言わんばかりにジロリと私を睨み
まして…(笑)
いやー、私も驚いたのよ…
ち…違う…
って。
(いや別に正解はないんだけどさ)
私は
「ぐりぐらぁ〜⤴︎
ぐりぐらっっ」
…と、特徴のある読み方で読んでいて
(決して可愛い読み方ではないw)、娘はその部分が
大好きで、いつもキャッキャと笑いながら
私の読み方をマネしていたので…(笑)
そういえばアンパンマンの歌も、娘を主人公
にした替え歌で教えていたので
(悪気はなかった)、本当の歌を聞いた時にも
動きが止まってたなぁ…(振り付きで踊って
いて。あ、振り付けも私作。)
当時の主人は仕事が特に忙しく、
子供と一緒にいられる時間が少なかった為、
父親嫌いにならないように、色々と
工夫をしました
給料日にはご馳走を作り、主人から娘に
絵本のプレゼントをしてもらう事に
していました。(絵本は予め私が購入しておく)
1年程経った頃、主人が笑って
「りるが用意している事に
気がついてるよ」
…と言うので、主人から渡す事には拘らなく
なりましたけどね
渡すのは給料日でしたが
小学校の高学年からは、こちらが選ぶの
ではなく、月に1冊読みたい本を
買ってあげていました。
そんなこんなで、絵本は200冊ぐらいは
あるんじゃないかな…
クルクル回る絵本専用の本棚に入れています
絵本は良いですよね〜
大好きです
絵本の良いところは、短いので何度でも
繰り返し読むことができるところ。
芸術的で、絵だけで楽しめる作品も
数多くあるし(切り絵とかもあるし)
勿論お話も色々
私は漫画も本もほぼ断捨離して、今は本類は
全て電子書籍を購入するようにしていますが、
絵本だけは断捨離できずにいます
これだけはできないかなぁ〜。(どうだろう…
)
