星2月に読了した本



エッセイストの内田也哉子さんと、

脳科学者の中野信子さんとの対談本。



「何で家族を続けるの?」




50代になってから

「家族って何だろう…?」
「幸せって何だろう…?」

…と考える事が多くなってきました汗うさぎ周りを見て。


自分の家庭には何の不満もありませんおねがい幸せ
です

…とはいえ、勿論永遠の幸せなんてない事も
わかっています。


主人や娘の身に何かあれば(…って自分じゃない
かーいw)、一瞬で現状の幸せなんて崩れて
しまう。


「夫婦って何だろう」

という思いも、ウチの両親を見ていると
湧き上がってきます真顔あれでも私がハタチまでは
ラブラブでした。大恋愛結婚なのよ。


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


去年姉と2人で、実家の断捨離や運転免許
返納の件で両親と話し合いをした時のこと。

両親が言い合いになったんですよキョロキョロ父はもう
ホントに怒りっぽくなってしまっているので


その時に姉が

「私だって自分の旦那さんに言いたい事は
(両手を広げて)山のようにある。
だけど、お互いに言いたい事を言い合って
いたら、もう…メチャクチャなるよ?
だから私は黙ってる。我慢してるんだよ。
(だからお母さん達も、何でも言えば良いってもの
じゃないよ)

…そう言ったのです。


私、内心びっくりしてしまって驚きえっ?
お姉ちゃん達夫婦ってそんなんなの?お義兄さん良い人
じゃん?


なぜなら私達夫婦は…というか娘とも、普段
から家族で何でも話をしているからです。


「そうしよう」と決めたわけでも、
「そうしなさい」と強制したわけでもなく。
みんな話したがりなんだよねキョロキョロ


勿論、何でも言いたい事を言えば良いって
ものではありません。(言ってるような気もするけど)


まず大前提として

「わかり合いたいという気持ち
を持って話し合いをする」

…ということ。(その気持ちがなければ、確かに話を
してもムリだけどね。冷め切った夫婦になってからでは
遅い)

そして

「解決に向けて話し合うんだ」

…という、話し合いの先にある、終着点の意識
をお互いに持った上で話をする事。


「自分が正しい!」と主張するのではない、
という事だ。


人間、性格が違えば意見が違うのは当たり前。

「相違があればいつでも離婚
するわよっっ!!

…という考えなら話は別だけど、基本的に
「この人と一生上手くやっていきたい」
と思うのならば、話し合い(相手が嫌と思う事
しない。地雷を知る事)は不可欠だと思うん
だけど…キョロキョロ


まぁでもね、姉はそういう険悪な雰囲気(片一方が
ムスッとするとか)になる事自体が嫌みたいでキョロキョロ


だから結局私とも話をしないで帰ったん
だよね…キョロキョロほとぼりが覚めたら元に戻るとでも
思ったのかな。まぁ私が折れて一応元には戻ったん
だけど。


いや、話し合いって、解決するまでするもの
なんだから。

必ず良い終着点を迎えるまで。(迎えたいと思う
気持ちが無ければムリだけど)

途中でやめたり、ましてや最初から避けてたら
何も得られないわよ…ぼけー



結局うやむやになったままだと、解決した
ように見えても、ずっとオリのよう
心に溜まるよね…真顔私もう姉をウチに
泊めるつもりないもんねー(根に持つタイプw)


姉はそういう解決の仕方が常なのかもしれない
けれど、私はそういう性格じゃないしにっこり
何事もなかったように、姉はまたウチに泊まる気
なんだろうな〜(基本ジャイアンだからw)



姉がお義兄さんの事をそのように言っていた
と、当時主人に話したら

「それがお義姉さん達の、夫婦円満の秘訣
なんだろ…?

と言うので、人それぞれなんだなぁと
思った次第ですニヤリアセアセ



ウチの旦那さんは、そもそも「感情的になる」
という事がないんだよね…キョロキョロだから喧嘩にならない


私への不満とか、一度も言った事がないんです。


「『こういうところが嫌』とか、直して欲しい
ところがあったら言ってねキラキラお願いいつまでも仲良し
いたいからハート


と何度聞いても

「何もないよニコニコ

と言うんです。


そんな事ってあります!?うーん意味わかんない


あれば直したいし、私も成長したいん
だけど…タラー


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


姉が去年我が家に泊まった時、夕食時に
私達夫婦に話してくれたんだけど。
(この話、したっけ?)


保育士をしている長女が、職場の人間関係の
悩みを、しゃっくりあげながら姉に話し始めた
らしいんですよ。


しゃっくりあげながら、凄く苦しそうに話すので

そんなにまでして話さなく
てもいいよ…!


止めたらしいんです。(ここで私達夫婦は顔を
見合わせる)


でも後日、知人にその話をしたら、


「自分の中にある抱えきれない苦しみを
表に出しているのだから、途中で止めない
方がいいよ」


…と言われたそうで(私と主人は大きく頷く)
長女に謝り、話を聞いた、と。


「話を聞いた方がいいみたいなんだよね〜キラキラ


…と、驚いたように語る姉を見て驚いたん
だけど、私との諍いは

その翌日の事ですからね…真顔
人間って難しいですね…


昇天昇天昇天


本の話ね(笑)


中野信子さんの著作は、何冊か読んでいる
のだけれど、ご自身の両親(母親)


まあまあ毒親魂


…だった事は、割と最近(ここ2年ぐらい前)
に知り、驚いてはいました。(この本ではそんなに
語られてはいないんだけど)


内田也哉子さんに関しては、以前からかなり
シンパシーを感じていますにっこり


宇多田ヒカルさんにも同様の感情を抱いて
いるのですが、こういう方々が苦しみ
ながらも聡明に生きておられる事にとても
励まされますキラキラ


自由な親を持つと、子供は
苦労しますよね…真顔



乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

2冊目は

石原慎太郎著私」という男の生涯


ブロ友さんがオススメされていた本ですニコニコ


石原慎太郎氏の本は、10代の頃に
「太陽の季節」「処刑の教室」を読んだ
ぐらいかな…?うーん「弟」も読んだかな


息子さん(誰だったか忘れた)も言われて
いましたが、改めて石原慎太郎氏は
政治家  作家なのだなぁ…
と思いました。


(婚外子がいるとか数々の愛人がいた話とか)洗いざらい
書かずにはいらない、というのは完全に
作家ならではの(さが)ですよねキョロキョロ


ブロ友さんは慎太郎氏に興味を持たれていた
のですが、私はどちらかというと奥様や
4人の息子さん(婚外子もいる為5人)達の方に
興味がありますニコニコ



石原家は息子さん達が皆個性的ですが、
その個性的な面々が、父親を語る場面になると
一様に低姿勢になっているのがずっと不思議
でした。(一言目には大抵「ご迷惑をお掛けしました」
と謝っています。まるで母親のように。)


あと不思議なのは、

兄弟の団結力の強さ。


慎太郎氏が亡くなった時、

男4人が並んで会見をしていた

じゃないですか。

あれには凄く驚きましたポーン(普通は喪主1人
じゃないですか?いくら何でも子供、なかんずく男4人が
全員並ぶって!汗うさぎ)


それを見て「父親への強い愛情」
を感じました


それと徹して自身の奥様方を表に出さない点も
一貫してるよなぁ、とうーん


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


愛人がいて、尚且つ子供まで外で作ったり
したら、普通なら家庭(石原家)が崩壊しそうな
ものなのですが、そうはなっていません


そればかりか、次男である石原良純氏は
つい最近のテレビで

「私は父親のファン」

…とまで言ったのです。


そうなんだろうな〜というか、家族全員
そうだったのだろうな、とは思っていました。



慎太郎氏の本を読んでいて強く感じるのは
「家長意識」です。
(それは「弟」を読んでも感じます)


どんなに自由に生きようと、それが核に
なっているように感じます。


なので、一般的によくある

「家庭を放ったらかして…」とは少し違うん
ですよね…キョロキョロ


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


「良純が1番可愛い」と語るのを何かで観た
のだけれど(あと「子育てに興味が無かった」と言ったり)「わかりやすい性格」って良いですよね。


言葉にしてくれたら、何だか憎めない気が
します。(仕方がないな、って思えそう)


慎太郎氏は「死んだら『無』だ」

という考えだったようで、そこは私とは違う
なぁと思いましたが、でもそう思うからこそ、
一度きりと思った人生を、思う存分楽しむ事が
できたのかもしれません


人生を楽しみ尽くしている人を前にしたら、
私も何も言えないかなぁニヤリアセアセ


周囲も満足だったのではないでしょうか。
(その人を大切に思っていれば)



私は「死んだら無」ではなく、
「生まれ変わりがある」と思っています。


だから「一緒に生まれ変わりたい」と思う
人達と、同じ心根で過ごしていきたい
のですおねがいじゃなきゃ別の場所に生まれ変わりそうだし。
(…って生まれ変わる気満々w)


慎太郎氏と考え方は違えど、

「今生きている事を楽しむ」

…という点では、同じなのかもしれませんニコニコ



アキノ氏との交流。

中川一郎氏の死の謎。


…等々、色々と興味深い内容でした。



乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


そして慎太郎氏の関連本を眺めていたら、
何故か下記のような本を買ってしまい
ました…真顔下差し何故「石原家の人びと」の方
買わなかったのかしら



何気に、独身時代から旅行に行くと、
必ずその土地のお城🏯も見学していた私にっこり


本に載っている半分のお城には行った事が
あります笑


でも近場にあるお城🏯の割には、人に説明
できる程には詳しくないなと思ってうーん知りたく
なったのです


今じゃ歴女なんて言葉も生まれる程、
若い子がお城巡りをする事など珍しくもない
時代になりましたが、私が10代、20代前半
の時なんて、変わり者扱いでしたからね…真顔良い時代になったものです


ハタチぐらいの時に、(例の)NちゃんとIちゃん
の3人で、京都の「寺田屋」に行ったん
だけど、そこでバッタリ高校時代の国語の先生
(男)に会い、メッチャ驚かれた事がありますにっこり
確かに物凄い偶然ですよねw


その時に、

「こんな所で偶然会ったのも凄いんだけど、
それ以前に、こういう所に行こうと思う事が
まず変わっている


…と何度も言われましたにっこりバブル期の華やかな
時代に、女子が行く場所としては珍しいかw

まぁ興味があったのは私だけなんですけど
ね(笑)


とはいえ、このNちゃんとIちゃんの2人は、
学生時代に私の太宰治旅にも同行して
います(笑)
「富嶽百景」の舞台である、山梨県御坂峠の
「天下茶屋」に泊まり、三つ峠に登り、湯村温泉に行く
…というのと、太宰治の生家「斜陽館」に泊まったり、
小説「津軽」の舞台を巡るという…w


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


お次は、ブロ友さんが購入していて興味を持った本

「ゲッターズ飯田の五星三心占い」


私は金の羅針盤座だそうですにっこりネット
で調べられるので、自分に該当する本を購入して下さい


私は電子書籍で購入しましたが、この本は
紙版の方が読み易いかも知れないですうーん
あちこち見たりするので


そして意外な事に、娘も同じ
金の羅針盤座でしたお願いえー?全然違う気が
するんだけど不思議


今年は、

「6年半の闇が終わり
夢と希望が叶う年」


…だそうですにっこり嬉しいんだけど、闇長くね?


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


お次は、
里中さんの漫画「愛の時代」



Kindle Unlimitedでも読めるのですが、
購入しましたおねがい5巻に同時収録されている作品が
名作で好きなので。


何気に里中さんの漫画って、デザイナーの設定
が多いですよね?うーん初期の作品は


だけど子供心にそのデザインが素敵キラキラ
思っていましたおねがい


漫画家さんなのに、何でこんなに素敵な
デザインを思い付くのだろう、と。


私は主人公の由希よりもむしろ、本妻の
子の万里の方がいじらしいなぁと思って
しまいます…にっこり


「母親はあんなに性格が悪いのに、それに
染まりきらずに偉いぞっ!」


…ってねハートにっこりねー



同時収録の「野の花のように」
また名作なんだよね〜


最後、ご主人が亡くなっちゃうのかなぁ…
って、子供の頃に読んだ時は淋しい気持ちに
なったんだけど、今は


「いやいや!眠っているだけだからっっ!!


…と思う事にしています笑