こんにちは
8:2の無添加生活を心がけている、さあやと申します。
第1章と概要はこちらから
原子炉でラージャと戦う。樹奈。
「原子炉停止しません。」
「高圧配管にトラブル発生。
4号炉、炉心内温度が急上昇。
このままでは20分以内にメルトダウンです…。」
「全ての関係者ならびに周辺住民に緊急避難勧告を。」
「所長…そんな。」
「これ以上は被害を広げられん。」
(所長自ら原子炉の中へ。)
(線量計をもって。)
「最悪の場合、京阪神全域が汚染エリア内に。」
「もしもの敵は一千年の都も人の住めぬ死の街となる。」
「ったく、なんてざまだ。
安全装置か、聞いて呆れるな。」
「いいあそこがやられたら、あんたたちの住んでいる街だって危険にさらされるのよ」
「自分たちのことになると心配なのね。そうじゃなかったらどうでもいいってこと」
「でも原子炉はリスクが大きすぎるわ。
それに建設コストや核廃棄物の保管を含めればほとんど採算は取れない。
現に欧米では原発の建設を中止したり廃止したりしている国が。。。」
「君に言われなくても分かってる。
15年、たった15年前にバブルがはじける前のこの国が一番豊かと言われた頃の電力消費量に戻すだけで、原発をひとつ残らずなくせる。」
「それとも真夏の2週間冷房を我慢するか。
でも、たったそれだけのことが私たちにはできない。」
「だから俺たちがせめて安全だけでも守らなくては。」
「まさか!?」
(青い光が溢れ出す)
(海の中に捨てられる放射性廃棄物の缶。)
(スリーマイル島、チェルノブイリ原子炉と思われる画像が一瞬流れる。)
「なんや…これ。」
「傷ついた大地からラージャが生まれたん。」
「お前の身体は穢れ過ぎている。その穢れが恐れを生み、誠を見る目を曇らせた。」
「穢れは払わねばならぬ。。。」
「そんな…」
次回へ続く。
いかがでしたでしょうか
まさに原発問題をテーマにしています。
1999年茨城県東海村で起きたJCO臨界事故から2年後の2001年このアニメは放送されました。作者は原発とはいかに安全なのかを考え、伝えたかったのかもしれません。奇しくも10年後史上最悪の事故を日本は起こしてしまいました。
見たら死ぬと言われている原子炉の青い光。
チェレンコフ光は使用済燃料の貯蔵プールやプール型原子炉の炉心など非常に強い放射線を出す物質の周囲で見ることができる。
『青い光を見た。』ずさんな管理をしていたために発生した事件。
茨城県で起きたJCO臨界事故。
こちらのリンク先はまだ大丈夫ですが、
他に検索するとかなり閲覧注意な画像や動画が出てきますので
苦手な方は見ない方がいいかもしれません。
高濃度で被爆するとどうなるのか、被爆すると遺伝子がやられます。
人間は再生不能になります。ただただ細胞が壊れていくしかないのです。
NHKだかのドキュメンタリー番組で特集されていましたが、
本当に恐怖でしかありませんでした。
海外では日本の食品は一部放射性物質に汚染されているので輸入が禁止されています。
微量ではありますが、そのような食品を食べると少しずつダメージは受けていると思います。
第3章と繋がりますが、そういった情報は知らされないのがオチです。
日本の食品は農薬まみれで、
放射能に汚染されていて、添加物がいっぱいなので食べれません。
海外の人からゴミ扱いされている食品をせっせと消費しています。
2人に1人が癌になってしまう原因や理由を今一度考えたいところですね。
嘘つき首相官邸HPへようこそ。
レベル7は史上最悪の原発事故です。
私たちが知らない間に汚染水が海に流れようとしている。
’’2022年夏ごろには貯蔵能力(137万トン)が満杯になるとし、多核種除去装置でも取り除けないトリチウムは国の排出基準の40分の1未満に薄めて海に放出するなど、海洋への放出案が最有力視されている。’’
東電は汚染水をもう貯蔵できないので、海に薄めて流すと言っています。
しかも薄めたとしても、DNAの損傷を与えるかもしれない取り切れない危ない物質を残したまま海に流すのです。
今度こそ、福島県沖の魚がおかしなことになりそうです。
いや、太平洋側の魚はすでにヤバイ状態なのかもしれません。
’’トリチウムを含む分子を胎盤は区別できないため母親の体内のトリチウムは胎児に取り込まれる。その結果、先天異常や死産、流産の増加が起こったという事例もある。アメリカのローレンス・リバモア国立核研究所のT.ストラウス等の研究ではトリチウムによる催奇形性の確率は致死性がんの確率の6倍という。トリチウムの多いカナダの重水原子炉の廃水が流入するオンタリオ湖周辺には先天異常や流産死産が多い事で知られる。トリチウムの海洋放出は決して風評被害では終わらない。実害が起こってからでは遅いのだ。’’
風評とは根拠のない風の噂という意味ですが、
海洋放出が行われれば本当に被害も出てくることが予想されます。
作物だって本当は風評ではなく事実だったかもしれないし。。。
復興のため、なんて言ってられなくなるかもしれません。
そんなのは悲しいですが、
自分の身を守るためには買わない選択をせざるを得ないかもしれません。
それに汚染水を海に流したら、世界から大ブーイングですよね。
もし外国で原発事故が起きてそんな無責任なことをしたら
その国の食べ物や魚は食べたくないです。
それと同じことを日本はしようとしている。。。
第2章、
所長の声が胸に響きますね。
結局、安心・安全なんて口だけで想定外の事態には対応できないのです。
ただちに影響はないの裏を考えてください。
文明を発展させるのと同時に考えなければいけないことがあります。
原発を反対するなら
一人ひとりが消費電力を抑える努力もしなければなりません。
続きはまた不定期で書きます。
ではでは╰(*´︶`*)╯
今日もお読みいただき、
ありがとうございます。
点と点が繋がる。
知らない人には伝わらないが、知っている人には感慨深い作品。
20年前の2001年、もう作者は日本の未来が見えていた…
地球少女アルジュナ