悲しい気持ち《4歳10か月》 | 息子の成長日記☆発達障害改善中!

息子の成長日記☆発達障害改善中!

息子は2歳半で「自閉症スペクトラム(ASD)の疑い」と言われました。親目線で見るとADHDの傾向もあります。
そこから療育をスタートさせ、ABA、身体からのアプローチ、感覚統合、栄養療法など様々な方法を実践してきました。
息子の成長を記録する日記です。

鼻で笑われるかもしれませんが、

 

いや、情けない母親だと叱られるかもしれませんが、

 

 

息子の発達が気になるようになってから、友達親子の家に息子と共に遊びに行ったり、反対に我が家に来てもらったりすることは極端に減りました。

 

我が子を他の子と比べない、

横軸で比較するのではなく、自分の息子の成長だけを縦軸で見て行けばそれでいいじゃないか、と思ってはいても

 

 

目の前に同い年の子と息子とが一緒にいたら、それはやはり、比較せずにはいられません。

 

 

比較すれば落ち込むのは必定。

 

 

幼稚園の行事では否が応でも息子と他の子達とが一緒にいるところを見ることになるので、

 

せめてプライベートな時間は息子だけを見ていられるように、狭い空間で他の子と一緒になることを避けてきました。

 

 

ただ、誘われるのは嬉しいことでもあり。

何回か誘われて断り続けるのは、申し訳なくもあり。

 

 

息子と他の子との差がどの程度なのかを間近で見てみたい気持ちもなくはなくて。

最近成長を感じるしな…と。

 

 

「渋々」と少しの「ワクワク」が入り混じった気持ちで、久しぶりに友達の家に息子と共に行ってきました。

 

正直、断る理由がもはや思いつかなかったというのもあります。

 

 

 

集まったのは4家族。

4人のママと、4人の子ども達。

 

 

 

結果、やはり落ち込んでしまった。

 

 

 

楽しそうに遊ぶ3人と、ポツンといる息子。

会話をしている3人に、息子が話しかけた途端静まり返る寒い感じ。

 

みんなでかくれんぼをしよう!となっても、うまく入れない息子。

ひととおり終わり、みんなが他の遊びをはじめてしばらく経った頃、息子がいきなり柱に顔をあてて「もういーかい?」と叫んだときは苦笑いしか出ませんでした。

 

見かねたのか?ママ友が息子に話しかける。

息子の答えが少しトンチンカンだったりするけど、優しく耳を傾けてくれるママ友。

 

だけど、その後にママ友どうしが目を合わすのがちょっと怖くなる。

「この子、やっぱり変だよね」

そう目で合図しているかのように感じてしまうのは、被害妄想かもしれません。あるいは私のひがみかな?

 

 

テレビのゲームで遊びはじめた3人の子達。

ゲームに触れたこともない我が息子。

 

思わずこう声をかけました。

「やり方がわからないから教えて、って言ってごらん」

 

息子がそのとおり

「やり方がわからないから教えて」と声をかけたら、

 

「いいよ」と優しく教えてくれたお友達。

でも、教えられてもやっぱりわからない息子は、

「ママ、そろそろ帰ろうよー!」と袖を引っ張ってくる。

 

私も帰りたい。

でも、もう少しいよう。

なんとなく、今帰ったら、逃げ帰るみたいで悲しいよ。

帰った途端に何か言われる気がして、この場を去れないんだよママは。。。

 

 

しばらくして、一人のママが「そろそろ時間だから…」と言い出したのを機に「それじゃ私も」と言って引き上げました。

 

楽しかったね、またみんなで集まろ、今度は私の家で、、、というママ友の声に曖昧に返事をして、すごく楽しかった、ありがとう!と笑顔を向けて、息子の手を握って二人で帰りました。

 

 

帰り道、息子を何回もギュッと抱きしめました。

そうせずにはいられない気持ちでした。

 

「大丈夫だよ」

息子に言いながら、これは誰に向けて言ってるんだろう?何が大丈夫なんだろう?と、自分でもわからなかった。

 

 

ドーンと構えた母親になりたいと願いながら、真逆の自分に嫌気がさします。

 

 

弱い母親で、息子に申し訳なく思っています。

でも、また明日からがんばろうと思っているのも本当です。

 

 

僕は負けないぞ!と、満面の笑みで最近息子はよく言います。

 

ママも負けないぞ。

 

 

でも今日は弱音を吐いちゃった。

 

 

 

ひとつひとつ、いくしかないですね。

愚痴ばかりですみません。

 

 

 

 

イベントバナー