テレビや動画、音の鳴るオモチャをやめて息子にいい変化が見られた、ということを書いてきました。
テレビをやめたことがなぜ良かったのか?
原因は大きく分けて2つです。
単なる私の個人的な見解ですよ。
医学的な根拠なんてありませんから悪しからず。
1つは、強い刺激がなくなったこと。
良くも悪くも、テレビは強烈!
テレビをつけると、息子はその前から動きませんでした。動画も同じです。
消そうとすると、もっと見せろといって泣いたり怒ったりもしていました。
テレビを消し、オモチャの電子音も消して、我が家にはちょっと静かな時間がやってきました。
そうは言っても都心に暮らしている以上、騒音は避けられません。
首都高を走る車の音、パトカーや救急車、人の声、その他雑多な騒音は、夜中も含め朝から晩まで一日中聞こえてきます。
おかしな話で、テレビの音がなくなって、これらの騒音に改めて気づかされました。ここ、うるさかったのね。
それに加えてテレビやらオモチャの音が絶えず流れていた我が家は、どんだけうるさかったんだろう。
2歳児の、あるいはそれまで育ってきた0歳、1歳の彼にとって、これは気づかぬうちにストレスになっていたのかもしれません。
ごめんね、息子。
発達障害の子どもというのは、感覚が過敏なことが多いのだと思います。息子もそうです。
だから、音や触感やその他いろいろな刺激に対し、普通の子よりも環境を注意深く整えてあげることが必要なのではないかと思います。
生まれ持った弱さを、さらに弱くするようなことはしたくない。
先天的な要因と、環境的な要因がある、というようなことがいろいろな本に書かれています。
先天的な要因は仕方ない。
せめて、環境的な要因で悪化させることは防ぎたい。
できることなら、少しでも改善したい。
ですよね?
もう1つ、テレビをやめたことがなぜ良かったかというと、それは親子のコミュニケーション量が圧倒的に増えることです。
テレビを見せている間、私はスマホをいじったり、友達としゃべったり、ボケーっとしたりしていました。
息子のことを放っておける時間だったんですよね。
育児って疲れるじゃないですか。
ボーっとする時間も必要じゃないですか。
料理だってしないといけないし。
家事はどんどんたまっていくし。
メールやラインの返事もしないといけないし。
テレビには教育的効果もあるんだし、いいじゃん!
と、テレビを見せたくなる理由はいくつもあるんですけどね。
今は、四六時中息子の相手をしています。
主人が忙しいこともあり、とにかく朝から晩まで息子と遊んでいます。
疲れないか?
はい、疲れます。
この頃は昼寝をしない日もあって、そうなるともう、休む時間はありません。
でもね、本当に毎日、息子の成長を感じるんですよ。本当に。
毎日の成長はこれから少しずつ書いていきますが。
今日は、デパ地下でおにぎりを買おうとしたら、息子が突然「おーいーぎー」と言ったんです。
おにぎり、と言おうとしたんです。
デパ地下で泣きそうになりました。バカ親です。
でも、2か月前には考えられないことだったので。
今は本当にこう思っています。
テレビをやめて本当によかったなあ。
あ、もちろん、彼が寝静まった後はテレビを見ますよ。
見たい番組は全部録りためてありますから!