高級住宅街のその中でも
とりわけ大きい
どっしりとした門を構えた
白い洋館の前に立ち止まり
ふうっ・・と
一呼吸おいて
ドアフォンを鳴らした
「入って左手にお進みください」
そういわれて
カチャリとした機械的な音とともに
鍵のはずれる音がして
目の前の高いずっしりとした門扉が開いた
「はうぅ」
俺は息をのんで
うっとりとしてしまったのは
そこが見渡す限りの
バラの園だったのだ。
本当にこっちでいいのか・・
きょろきょろしながら
むせるような甘い
バラの匂いを思い切り吸い込んだ。
「まるでバラの館だな・・」
ひとりごちりながら
バラがアーチになった
遊歩道にしたがって
その中を進んでいけば
やがて目の前に
先ほどとは違う
大きい建物がまた現れた
正面の大きな扉を入ると
床は大理石で
すっきりと天井までの吹き抜け
シャンデリアがいくつもさがり
ところどころに埋め込まれた
ステンドグラスの窓からは
光が輝いていた。
そのキラキラとした光に負けないくらいの
オーラを身にまとい
光輝くほどの美貌をもった
ここに来た人物は
雪のように白い肌に目が大きく
サクランボのような赤い唇
繊細な美しさがきらめいていて
彼をみつけた途端に
まわりのものは皆、彼に魅入られて
思わず息をのんだ。
「どこの美しい令嬢かと思ったらジェジュン、君だったんだねぇ」
「ジュンス!!」
知り合いが誰もいないパーティなんて
ぜんぜん気がすすまなかったが
仕事関係で招待されたら
断るわけにもいかない。
重い腰をあげてやってきたのだが
ここに友達のジュンスがいたのは
ラッキーだったかもしれない。
「今日は魔力が強まる日なんだってぇ?!ジェジュンもやってみてよ」
「え?」
「さ、いいから・・こっちへきて?!」
いきなりジュンスに手首をつかまれて
わけもわからず隣の部屋へ連れ込んで俺に
ジュンスはナイフとリンゴを差し出した
「リンゴの皮を全部つなげてむいて。それを左の肩越しに後ろになげると恋人の頭文字になるんだって!!」
くだらない・・・
その思いながらも
言われるがままにやってしまうのは
ちょっとでも興味があったからだろうか・・
一生懸命に皮が切れないように
丁寧にジュンスの視線を感じながらリンゴの皮をむいた。
「ほら、なげて?いくよぉ・・1・2・3っ」
ジュンスの声とともに
俺は左の肩越しに
えいっとリンゴの皮をなげると・・
「???」
俺にはなんだかわからないが・・
「うーん。。Yかなぁ??でもちょっと切れちゃってるから波乱万丈の恋だったりしてぇ」
「うるせえ!俺は占いなんつーものに頼らずに運命の相手をみつけて見せる!!」
くだらないと思いながらも
占いの結果が悪いのは
なんだか納得がいかない俺は
思わず力を込めて叫ぶと
瞬間、俺たちのうしろで気配がして・・・
ふっ・・と甘いバリトーンボイスで
「オレ・・Yだけど?」
いきなりの声にふりかえると
その瞳に笑いを含んで
ドアからこちらをみつめていた
甘いマスクの男がひとりたっていた。
つづく・・・
❤Happy Birthday❤
❤❤Jaejoong❤❤
❤❤❤あなたがいつも幸せでありますように❤❤❤
❤❤❤ずっとずっと大好きだよ❤❤❤
5人の幸せと笑顔が私の心の支えです。
素直でかわいくて
優しくてかっこいい
ジェジュンが大好きです。
ジェジュン訓練頑張って!!
ジェジュンが毎日元気で笑顔で幸せで
いられますように。
今までもこれからもずっと大好き♪
そしていつまでもTV5XQ♡
ユンジェは永遠なり♪
ジェジュン元気でかえってきてね。
生まれてきてくれてありがとう。
むーたん