海外で、災害後の日本人の行動について驚きと賞賛のニュースが飛び交っているけれど、
多分奇異に見えるから取り上げられているんだよね。

海外は口をそろえて自国ではありえない、暴動が起きるのが当たり前、自分の食べ物を他人に分けるなんてありえない!と言っている。
買占めにしても整列して買い物をしている、取り合いになっていないとも。

多分日本人は、地震後騒がないのは、情報をしっかり把握したいから、騒いだら被害が拡大するから、
冷静な行動が自分の身を守る事になるからと認識しているからだろう。
そして『みんなが同じ目に遭っている』という考え方だ。

被災者同士が助け合ったり、計画停電に耐えているのは、
根底にある考え方
『痛み分け』
ではないだろうか。
多少のパニックや治安の悪化が最近ニュースで取り上げられているが、
大きな事件に発展はしていない。

例えば、一人10個ずつアメを貰える列に10人並んだ。
しかし9人まで貰えたが10人目の人は貰えなかった。
10人目の人はくれるよう交渉するだろう。
しかし交渉する前に9人の人が1個ずつ文句も言わず黙って10人目の人にあげるだろう。
そして全員が9個になり平等になった事を(全員が)納得して喜ぶ。

これは大人でも子供でも同じ行動をする。

小さい頃から日本人は『痛み分け』を学んでくるので、暴動を起こす事を考えないのではないか?
買占めにしても一人1つと決められていればそれを守る。

むしろ日本人からしたら某国の国外退避や放射能パニックが不思議に見えるかもしれない。(原発と原爆持っているのにね)
自分だけ助かれば良いという考え方が理解できないだろう。
国外脱出は自分の身だけじゃなく家族を守るために起こす行動なのは理解できるが、
やはり薄情に見えてしまうのも事実。
日本人は「みんな頑張っているから見捨ててはいけない」と考えてしまう。
きっと集団行動を好む日本人と個人行動を好む海外では
その辺の考え方は相互理解できない、永遠に平行線を辿るテーマだろう。