弟は化粧をして綺麗な着物を着て足袋を履いてすっかり旅立ちの準備でした
不思議ともう涙はあまり出ません
近くに身に付けていたら助かったのにと思う真新しいライフジャケットが置いてありました なんだ〜持っていたのに
ついついいつも行って慣れている場所だからなのか使用感はなし つくづく残念でなりません そしてポケットに入っていたと言う小銭がビニール袋の中に入れて置いてあります 何これ?1円玉ばかりじゃないと私 すごい数の1円玉
すると奥さん500円玉もあるよと
その500円玉探すのが大変なほどの1円玉 そのお金には海の塩が固まって白くなってました こんなに入っていたら泳ぐ刺傷になってしまったのかもしれません 弟は最初は泳いでいたらしいんです
連れの2人はこれに捕まれと色々な物を投げていたんだと話聞きました
15分位で力尽きてしまったと奥さんの説明です 近くには沢山のお花と写真
今日も夢を見ているような
奥さんの話では体中傷だらけで血が出ていたと岩にぶつけた跡 よくみると
オデコも膨れている
馬鹿だね それしか言えない
その日の釣りとても楽しみにしていたらしく 少し前に予行練習で アジの釣り船に乗ったそう 去年の脳梗塞の後遺症でリールが回せるか不安だったとか
私達と弟と釣船に乗った事もあります
弟は汚い安い道具を使い いつも船頭(船中1番釣って人) なんです
その時も人より釣れたようで
料理好きな弟は毎週3人の娘と婿 孫とにぎやかな宴会をしていると私に話していました 予行練習を終え
楽しみにしていた釣りに出かけたようです 弟は親の代からの仕事を受け継ぎ
私達とも同業者 私達とほぼ変わらず会社を閉じました 5階建ての5階が住まい 後は会社でした 会社を閉じ大きな財産は全て弟の物になり 維持費は莫大で勤めに出ても追いつく金額ではなく苦労していました 3人の娘と婿達に1階ずつ分け 幸せすぎる生活が始まったばかりでした 結局働いて働いて
もらえるはずだった沢山の年金は掛け損となってしまいました 神様〜って思いますが 役割を終えている年齢ですし
やるべきことやや終え旅立ったと思う事にしました 死んだら終わりです
私も本日を持って少しずつ日常を取り戻すつもりで弟に会いに行きました
お墓は親と一緒には入らないようです
時代の流れなのかなぁ
土曜日は本当のお別れです
少しずつ少しずつ受け止めていきます


