実は、宿題を生徒に降参されてしまったので、例のミルトンの英文、オレ訳を載せることにしました(T-T)。
Was I deceiv'd, or did a sable cloud Turn forth her silver lining on the night?
I did not err.There does a sable cloud Turn forth her silver lining on the night.
And casts a gleam over this tufted Grove.
我は惑わされたのか? それとも夜の黒雲は銀色の裏地を翻したのか?
いや、間違いなどあろうか。夜の黒雲は、翻せば銀色の裏地があるのだ。
そして房々とした雲の木立ちの上は、輝きを放っているのだ。
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残念ながら原文訳は見つけていないので、訳に間違いの可能性は少なからずある。
だが、人に振った後で自分でやるからには、責任としてオレの英語力が低かろうが最大限努力すべきだろう(笑)。
より正しく訳すには仮面劇「Comus(コーマス)」がある程度理解できていないとならないだろう。
調べてみると、この仮面劇は、宮殿上演のために書かれたもので、Birdgawater伯爵の州知事就任祝いの出し物だったという。伯爵の家族を演者として、森にいて放埓を勧める偽りの魔術師コーマスと、その森をさまよい惑わされた乙女の劇のようだ。
実はその背景に、ある事件のためにイギリス貴族社会において汚点を残してしまった伯爵家族に、劇を演じることで癒しになれば、というミルトンの思惑があるらしい。
17世紀といえば、キリスト教的価値観の様々な思想が取りざたされた時代であり、ミルトンがプロテスタンティズムの立場をとっていた事も重要となる。
まあ平たくいえば、放埓な自然消費主義を謳うコーマスに対し、自然という秩序、つまりは厳粛で純潔を守ろうとする乙女、そして家族の思いが打ち勝ち、それを肯定する話、というところか。
実はもっと辛辣に乙女の純潔と性的誘惑をも意味するのだが、劇自体そういう部分はカットされたという話もある。
で、問題の文の訳について。
まず Turn forth。動詞と組み合わせて前へ、外へ、というニュアンスだから、裏地を外に翻す、でよいと思う。Tが大文字なのが気になるが、明快な答えは見つけられなかった。ゴメンナサイ。
her は、この劇の乙女、かもしれない。だが、セリフは乙女かその側の者っぽいし、文脈としてはsable cloud(黒雲)とも取れる。
前後がわからないので断言はできないが、オレ的解釈としては、やはり素直にher=黒雲(を含む自然)とした。見つけた部分訳の中で自然をsheと表現する部分があったのも大きい。
(フランス語で「雲」は男性名詞だから、これが最後まで悩みのタネだった)
なにより、惑わされた自分、という言葉とorで対峙する「黒雲」と「銀の裏地」は、惑わされなかった事、つまりは凶兆の中の吉兆を意味するニュアンスを持つからだ。兆しを有するherは乙女ではなく、神的存在=自然、文における黒雲と解釈すべきだろうと思う。
はい、おつかれ(T^T)
※ちなみに現代英語では、silver liningは、「銀の縁取り」というニュアンスの方が強いという。宗教的価値観より、より視覚的現実的な、黒雲の淵の銀の輝きをイメージする言葉になっているらしい。ミルトンもキリスト教も遠くなりにけり、だ(笑)。
YUIのアルバム「FROM ME TO YOU」を久々聴いてた。
真面目に聴くと、特に3曲続く楽曲たちがすごい。
「Swing of lie」
詞は女の子ラブバラードなのに…伝わってくるのは重厚なロックの痛みそのもの。コレハスゴイ。
「LIFE」
いかにもYUIな曲。でも編曲に80年代シーケンサーロックの音を入れててビックリ。
「Blue wind」
詞を聴かせるフォークバラード。コノ詞がすごい。YUIがなぜミュージシャンなのかヒシヒシ伝わる。
YUIの音は、いいスタッフそろえてるわぁ、と毎度感心する。
で、特に「LIFE」のシーケンサーロックのキーボードフレーズ聴いてて、往年のユニットPSY・S(サイズ)を思い出した。
PSY・Sといえば日本の80~90年代に席巻した、YMOの正当継承ともいえるシーケンサーロック珠玉のユニット。
バラバラに分解すれば初期U2みたいな本格ロックテイストのテクを、シーケンサーと生ストリングス、透明感命のシンセで恐ろしくライトに編み上げた楽曲。そしてリバーブに溶ける少女声のボーカル。
僕らになにが待ってるんだろう、と希望をくすぐる時代に生きた、煌く20世紀サウンドだった。
なるほど、YUIを編むにはふさわしい音かもしれない。
時代も流行も関係なく、本物のミュージシャンとして歌を紡ぐ少女に(^^)。
PSY・Sなら、オレはこれがオススメ。
「Parachute Limit」
あと、驚きなのが名曲「ファジィな痛み」
当時は気がつかなかったが、恋の歌なのに作りは完全ロックなんだよね。まるでYUIの「Swing of lie」みたいに。
あ、YUIは各自で聴いて(笑)。
※オモシロカッタのは、ようつべでYUI「Swing of lie」探した時。結局アルバム曲だからなかったんだけど、カバーで一般ピープル演奏はいくつか。その中で一人ストラトギターやってて、これがソコソコうまい。で、その人のほかの曲見てみたら、アースシェイカー、アイアン・メイデン、ラウドネス、聖飢魔II、X-JAPAN……全部メタル、ハード系の超絶テクがある曲ばっか(笑)。
実際こっちの方はカナリ迫ってる(笑)。じゃ、なんでYUI?特にアクロバティックなリフとか耽美速弾きリードがあるわけじゃない(笑)。
やっぱコレ彼のロック魂に火をつける曲なんだ、となんか納得しました(^^)。
真面目に聴くと、特に3曲続く楽曲たちがすごい。
「Swing of lie」
詞は女の子ラブバラードなのに…伝わってくるのは重厚なロックの痛みそのもの。コレハスゴイ。
「LIFE」
いかにもYUIな曲。でも編曲に80年代シーケンサーロックの音を入れててビックリ。
「Blue wind」
詞を聴かせるフォークバラード。コノ詞がすごい。YUIがなぜミュージシャンなのかヒシヒシ伝わる。
YUIの音は、いいスタッフそろえてるわぁ、と毎度感心する。
で、特に「LIFE」のシーケンサーロックのキーボードフレーズ聴いてて、往年のユニットPSY・S(サイズ)を思い出した。
PSY・Sといえば日本の80~90年代に席巻した、YMOの正当継承ともいえるシーケンサーロック珠玉のユニット。
バラバラに分解すれば初期U2みたいな本格ロックテイストのテクを、シーケンサーと生ストリングス、透明感命のシンセで恐ろしくライトに編み上げた楽曲。そしてリバーブに溶ける少女声のボーカル。
僕らになにが待ってるんだろう、と希望をくすぐる時代に生きた、煌く20世紀サウンドだった。
なるほど、YUIを編むにはふさわしい音かもしれない。
時代も流行も関係なく、本物のミュージシャンとして歌を紡ぐ少女に(^^)。
PSY・Sなら、オレはこれがオススメ。
「Parachute Limit」
あと、驚きなのが名曲「ファジィな痛み」
当時は気がつかなかったが、恋の歌なのに作りは完全ロックなんだよね。まるでYUIの「Swing of lie」みたいに。
あ、YUIは各自で聴いて(笑)。
※オモシロカッタのは、ようつべでYUI「Swing of lie」探した時。結局アルバム曲だからなかったんだけど、カバーで一般ピープル演奏はいくつか。その中で一人ストラトギターやってて、これがソコソコうまい。で、その人のほかの曲見てみたら、アースシェイカー、アイアン・メイデン、ラウドネス、聖飢魔II、X-JAPAN……全部メタル、ハード系の超絶テクがある曲ばっか(笑)。
実際こっちの方はカナリ迫ってる(笑)。じゃ、なんでYUI?特にアクロバティックなリフとか耽美速弾きリードがあるわけじゃない(笑)。
やっぱコレ彼のロック魂に火をつける曲なんだ、となんか納得しました(^^)。
