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Mutant-Lab

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オレは本当に死のうとした事があります。
でも、生きていたからこの曲に出会えた。…そんな風に思えたアルバムでした。ついこのあいだの、同じ時間を生きた人が書いた歌だってわかるのに、名曲…スゲェ。

いい曲は、頬を2~3発殴られた気分になる。今回は十数発は殴られたな…(笑)。

実は今まで、このアルバム聴くの我慢してました(笑)。
だって、ここまで凄いアーティストだから、才能がいつか濁る日が来るのが怖かった……んです。

疑ったのは、TVでさんざん流された「It's all too much」(ねぇ教えてよ~ってヤツ)や「GLORIA」(夢じゃないヤイヤイ…ってヤツ(笑))のサビ部分聴いたせい。

でも、ごめんなさい。濁ってたのはオレの目のほう。ちゃんと聴けばただの勘違い。今までのYUIの物差しで計ってただけ。オレが想定した場所に彼女はいませんでした。こんなドラスティックに、でも気づかないほどさりげなく、ピュアに、自分をレベルアップできるなんて…天才としかいいようがない。

過去にしがみついたら腐る。でも私は変わっていく…そんな葛藤の中、again!と言える凄さはなんだろう、本当に凄い。

「again」は、「鋼の錬金術師」のテーマ曲になってたから、逆に見えなかった。アニメのオープニングでカッコイイ~!とか言ってるレベルの曲じゃなかったんですね…。

こんなピュアな詞を、大上段でふるえる。しかも無駄な言葉がひとつもない…ホント天才。

詞を噛みしめながら聴くと、オレは絶対涙が出てくるんです。こんな痛みと葛藤を本気で抱えて、本気で立てる人が世の中にひとりでもいる。それだけでオレは泣けてきます。

曲構成で言えば、こんなメジャーなフレーズを無理なく編む力量がスゴイ。オレのキライな転調も(笑)あるのに、これは充分すぎるほどよく考えられた技だからアリです。何も奇をてらった事やってないのに、力量だけで圧倒できる…スゴイ作曲能力です。名曲です。

フルボリュームでどうぞ(笑)。

PS:
ライナーノーツにドアップの笑顔。びっくりした。こんな笑顔できるんだ…ほんと一回り大きくなったなぁ。眩しすぎますって(^^)。
トリックアートにこういうのがあります。

町並みの風景画だけど、道の先の奥まった部分を立体的に前に盛り上がらせた立体物にして、視点を移動させると「あり得ない動き」に見えるアート。

大体トリックアート展の多くがこういうヤツで、それと往年のトロンプルイユ(騙し絵)やシュールレアリズムの作品が同列で紹介されていたりします。

面白けりゃいい、って言えばそうです。子どもは喜ぶでしょう。でも、同列に扱ってほしくない、というのが本心。なぜって、前者のトリックアートは、実験であって作品じゃないからです。

物理学的に意訳すれば、これはコリオリの力とかジャイロ効果の実験と一緒。あり得ない、と思ってしまう現象を見せる工夫であって、本来の騙し絵やシュールレアリズムとは根本的に違うんです。

シュール=奇異なもの、こと、と解釈されていますが、シュールレアリズムの意味は超現実であって、思想的にイコールでは全然ありません。日本で有名なダリ、デ・キリコたちの作品は、奇異だからすばらしい、わけじゃないんです。

彼らは奇異に見える実験なんかしてない。結果的に奇異に見えるかもしれない絵の中に、自分の求めるものを描きこんでるだけなんですよね。ひさびさにデ・キリコの絵をさっき見て、なんか泣けてきちゃいました。まがい物と本物は、ここまで違うか、って。

もちろん、オレが敬愛するエッシャーだって違います。「物見の塔」には人が描かれています。それらしく見せるため、じゃないんですよ、あれは。

そこを、まるで考慮せずに、ただ面白いから、とアンチンボルトとトリックアートを並べて紹介されちゃうと、天才物理学者と小学校の理科の先生の実績を同列にされてるようで、とても歯がゆいんです。

もちろん、小学校の理科の先生だって素敵です。でも、その素敵さの目的も意味も違います。わかりもせずに一緒にならべるなよ、って。

そう、オレは作者は別にどうでもいいんです。紹介者が、つまりはマスコミが、作家たちを愚弄する姿が許せないんです。

さらに、その風潮に乗って、芸術っぽいアートを描く人たち…。すでに彼らは作家としての尊厳すら理解してないでしょう。トリックアートでは、例えばデ・キリコの広場シリーズのパクり、ファンゴッホの自画像アレンジなど、もう正面切って愚弄してたりします。ゴッホが、どんな想いであの絵を描いたか知ってるのか、と胸倉掴んでやりたくなります。

お前らと、アイドルの顔に裸写真合成してるヤツと、どう違うんだ?と。

でもまあ、そういう世の中になってもう何十年にもなるんですよね。

某敬愛するブログに、くだらない書き込みがあって、なんかそういう愚劣なモノへの怒りがすべてまとめて渦巻いちゃった(笑)。

いかんいかん、Oasisの「Don't look back in anger」でも聴いて落ち着こう(^^;

戸田恵梨香、加瀬亮、神木隆之介、福田沙紀出演。

警視庁公安部の未詳事件担当班=超能力とか霊とか、いわば怪しい事件を扱う左遷場所ともいえる部署の刑事・当麻(戸田)と瀬文(加瀬)を描く、一見刑事物ふう。
第1話はタレント議員の毒殺を霊能力者が予言して、彼らの部署(ミショウ)に持ち込まれるというお話です。

「トリック」や「20世紀少年」の堤幸彦演出だから、ちゃんと見ました。おお!です(笑)。

第1話ラストまで、このドラマの正体を隠す演出が、見事ですっ! まさかSFとは思わなかった…完全にミステリーのフリするプロットで押し通してくなんて、楽しい演出するなぁ(笑)。

餃子好きの変人・天才刑事役で戸田を置き、普通のエリート刑事=加瀬、と思わせておいて裏がある…っぽいから見たんだけど、いやぁ、楽しい展開です(笑)。

もちろん、戸田の変人役の名演が光ります。こんだけ可愛い顔して、あんな無様なコトやらせて、でも絵になる。いかにも堤さん(笑)。傑作とかじゃないですよ(^^)。あくまでB級まっしぐら(爆)。

で、ほとんどトリック風の演出で進む展開なのに、どーも違うぞこれ、という路線。ほとんど戸田ひとりで話を進めるのが強引だけど、まあ彼女の演技力なら見られるからOKです。

加瀬(と福田)がドシリアス路線なんで、まだ面白みが出てないけど、神木の贅沢な使い方!! ほんの1分ほどしか出てこないのに、あの圧倒的存在感とカッコヨサ…。

実は彼らの敵となるのは、本当に人を超えた能力を持つグループらしい、というのが見えてきて…。さあ、これだけの材料でどう1クールやるのか、楽しみ楽しみっ!