あるブログを読んでて、
とても懐かしい、優しい記憶が甦ってきて、
それが書きたくなりました。
ちょっと唐突だけど(^^;
よければ付き合って(^^)。
私は小学校と高校で友人を亡くしています。
特に小学校時代の方は、トラウマになった一件でした。
小学5年生当時、彼とはよく一緒に下校してましたが、彼は学校でも有名なイヂメられっ子で、
私もどこか蔑み、疎ましく思う部分がありました。
彼も私も、人気者の別のクラスメイトと一緒に帰りたくて、でも彼がいない時は二人一緒だったわけです。
ある意味彼はジャマなライバルでした。
ところがある日、やはり人気者氏はいなくて、ふたりで帰っていた時。
突然彼が立ち止まり、私に向かって言いました。
「僕、君と友だちになれて本当によかった」
素敵な笑顔でした。
私は何も言えませんでした。自分は友だちと思っていたか? 彼は一体何を見て、そんな事言ったんだ?
それから数日後、言葉を交わすことなく、彼は交通事故で死にました。
その直後の事は憶えていません。
ただ、彼の死にこだわり、遠足などのイベントには、必ず彼の写真を額に入れて持ち歩いていました。
皆彼の事を忘れないで!と言いながら、実は自分が一番ヒドイ奴だったのではと…。
小学校卒業間際、彼を苛めていたガキ大将に、突然泣きながら殴りかかった記憶があります。
あの笑顔が、とにかく重荷でした。
それから、中学の友だちのYが、高校時代にやはり交通事故で死にました。
彼女は、皆から愛され、とても笑顔の似合うキュートで優しい少女でした。小学5年のトラウマにそれが重なり、また大きなショックを受けました。
そんな私も、何年かして、ある不思議な体験をします。
当時付き合っていた女性とある夜、道を歩いてると、ふいにYの気配を感じました。
猛烈に懐かしく、愛しい空気でした。
私の彼女は霊感が強い子で「何か後ろに…」とつぶやきます。
「大丈夫、俺の友だちだから(^^)」
ごく自然に笑顔で返してました。
それからしばらくして、Yの夢を見ます。
彼女はなぜか、中学時代の顔じゃなく、OLみたいな感じの大人の女性で出てきました。
なぜか、彼女は何も言わなくて、でも全てが伝わっていました。笑顔でした。
とても幸せな夢でした。
気がつけば、小学校のトラウマは、優しい思い出に変わっていました。
今では思えます。
あの小学5年の時の親友、そう、彼は親友でした。
確かに私は、愚かにも彼をどこか蔑んでいた気持ちがありました。
それでも、きっと彼はそれをわかった上で、私を友だちだと思ってくれていたと。
後で知った事ですが、彼は私やクラスメイトが知っているより、ずっと聡明で、優しい少年でした。
そんな素敵な部分、見せもしなかったのに、私も実は無意識で感じていたんだと思います。
だから「こんなクラスの嫌われ者と一緒にいるなんて」と思いながら、それでも彼と一緒にいたんだと。
よおく思い返せば、私は彼を嫌いじゃなかったんです。いえ、好きでした。ただそんな気持ちを、自分で自覚してなかった。
あの笑顔は忘れられません。
彼は、私の知らない私の思いまで、ちゃんと知ってて、だからあえて「友だち」といってくれました。
私にも、彼の思いが、ずいぶん時間がかかったけど、伝わりました。
いつの間にか、私はそういう事を考えていました。
中学時代の友人Yは、そんな私たちを見て、見守って、橋渡ししてくれたんだろうな、と思います。
霊なんてあまり信じてないけど(笑)、
なんとなく、そんな風に思っています。
たとえ相手が死んでも、思いは伝わったり、伝えたりできる、って(^^)