諫早市議会決議案第1号「諫早湾干拓事業の潮受堤防排水門の開門に向けた事前対策工事への着手に抗議する決議」について私が棄権したのは次の理由からです。


 3月1日に議会運営委員会が開催され、並川和則議長から突然に上記の決議をするように要請がありました。共産党が反対、社民党も反対。私は議長が議会における中立性を無視して、どうして決議を要請するのかと疑問を発言しました。


 内容には反対はしないと発言したところ、藤田敏夫議会運営委員長は決議案の提出者は議長に一任願いますとの裁決がありましたので、異議ありと発言しました。


 3月2日議会に出席すると提出者公明党の松岡真弓、賛同者の氏名に私の名前と印鑑が押印されていました。私は提出者も知らされていない決議案に賛同した覚えがないので、賛同者の氏名押印の削除を求めました。


 議長が議会の中立性を無視したやり方はおかしなことです。決議案の内容には反対ではありません。


 このような決議案は諫早湾干拓堤防開門反対議員連盟の会長が提出者であるべきで、並川和則議長が提出者を決めるべきではないでしょう。議員連盟の存在は薄いようです。