大好きな小説や漫画がアニメやTVドラマになる!

楽しみにしてたのに・・・ガッカリ・・・失望・・・・。

こんなこと多くないですか?

 

子供の頃から思っていたことですが、日本のアニメやTVドラマは原作者の主題に対する敬意が感じられない作品が多い気がします。

素人漫画描きの社会に同人誌というものがありますが、アニメや漫画の好きなキャラクターや舞台を借りて、自分の描きたい世界観を描くだけであって、その作品に原作者が込めた主題を尊重しているわけではありません。

ポケモンのキャラクターを使って、エッチな漫画を描いてしまったりする・・・こういうのって海外でもあるんでしょうかね・・・。

 

このような原作者の主題の無視は、大物作家にもあって、

 

私が気になってた、ルパン三世を冒涜しているカリオストロの城を原作者がどう思っているかの対談を見つけました。

そう・・・ルパンは悪党でなくてはね!不二子ちゃんもね、悪女の不二子ちゃんでないとルパン三世ではない。

聖母さんは・・・カリオストロ大嫌いだ!

初めて見たとき、なんじゃこりゃ・・・と思ったよ。

宮崎駿ワールドを展開したいのは結構なことだけれど、原作者の主題は尊重してくださいね。

 

 

息子も怒られてますね・・・原作者を尊重してくださいね。

 

 

消されてますけれども、宮部みゆきが怒ってたみたいですね。

 

 

 

核実験や核兵器に対する抗議を込めたゴジラの原作者は、シンゴジラをどのような気持ちで見たでしょう?亡くなってしまっていますので、原作者に感想を聞くことができませんが。

私が唯一見たことがあるゴジラはなんであったかよくわかりませんが、人間の犠牲によって被爆した被爆者である異形のゴジラを、被害者であるはずのゴジラを加害者である人間たちが葬り去らないといけない苦しみが描かれていました。

やっと退治できたと喜ぶシーンではなく人々は泣いていた、ゴジラは被害者だから。

その重要な主題を捨て去ったシンゴジラは原作者にはどう映ったでしょう・・・。

ただの子供向け作品ではないテーマが込められているのが、この時代の特撮映画です。

原作者の想いを尊重して欲しいものです。

 

 

 

監督は自分の特色を出して自分自身を売り出したい、それはわかりますが、原作者の主題を尊重したうえで自分の特色を出すことってできると思うんですよ。

 

思いっきり自分色でやりたいなら、完全オリジナルでやらんかいってとこで。

 

 

日本の舶来物に対する魔改造、例えば寺院の伽藍配置とかは、そもそもの主題に対する敬意の無さの現れではないでしょうか?

(これ、そのうち書かないとね)

 

 

 

 

 

 

天啓 聖母