ある日、突然右の肩に痛みがあり、
右手を動かすと痛い、手を上に上げれません。
ああ、来たか!歳なので、50肩かと思いました。肩をストレッチしたりの努力を開始。
1週間試しましたが、痛くなるばかりだったので、大好きな病院受診(本当は嫌い!)
整形外科で、問診
私「1週間前から右肩が痛くて手が上げられません。しびれた感じもあります。」
Dr「レントゲンを撮りましょう。」
こんな感じで普通ないものが映っていた。
Dr「石灰化してますね、これが動いて神経に当たって炎症を起こしています、」
私「50肩ではないのですか?(完全にバカな質問してしまった)」
50肩:肩関節周囲炎とは、肩の動きが制限され、痛みを伴う状態です。通常は中年以降に多く見られ、肩の筋肉や関節包が硬くなり、炎症を起こすことが原因ですので症状は似ています。
石灰沈着性腱板炎とは
肩腱板内に沈着したリン酸カルシュウム結晶によって急性の炎症が起き肩を動かすと痛い、激痛で腕を動かすことができないと言う状態になる。40~50歳の女性に多く見られます。
診断
肩関節の圧痛の場所や動き・痛みがあるかを観ます。
レントゲン撮影で腱板部位に石灰沈着があるかを確認します。
石灰沈着の位置、大きさを確認するためにCT検査や超音波検査などもします。
治療
石灰化が小さい場合や軽度の場合は、炎症を抑える炎症止めと痛み止めを使います。
痛みが治まったら、筋肉の強化、拘縮予防のために運動をしても良くなります。
急性の場合(激痛がある)は、腱板に針を刺して沈着した石灰を吸引する方法があります。三角巾や肩サポーターで安静をはかり、消炎鎮痛薬を内服、副腎皮質ホルモンと局所麻酔剤を注射します。
慢性になると石灰が固くなり、強い痛みや大きくなった石灰が肩の運動時などに周囲を刺激し、炎症や激痛がある場合は、手術で取り除く場合があります。
私の場合
私は、鎮痛消炎剤の内服と少しのストレッチで痛みと運動制限は収まっています。
石灰が大きくなったり、激痛があり、手を動かせなくなったりしたら、最終的に手術も覚悟しています。