おはようございますニコニコ

本日は昨日の続きで自然気胸編完結になります

 

●自然気胸とは→なんらかの原因で肺が破れ穴が空き胸膜内に空気が溜まり肺が押しつぶされてしまう病気です

 

 

昨日は年明けまでの1ヶ月再発せずのところで終わりました

本日は年明け後~完治までの話をしたいと思います

 

 

1月の中旬

まだ春休み前の授業ある時です

お馴染みの痛みから始まりましたショボーンいつもの自分のお部屋でのことです

 

もうこの頃には

「ああ、また破れたか」

くらいの感じで もうほとんど諦めていたと思います

 

手術はせず胸腔ドレナージで空気を抜いて肺を元の大きさに戻します

 

退院後すぐ2月になり学校が長期休みに入りました

と、同時に車校が始まりました

 

当時仲良かった友達の家で遊んでその後一緒に車校へ行く

こんな感じで2週間くらい過ぎたと思います

 

この頃は

頼むから免許取れるまで再発はしないでくれと

祈りながら生活していたと思います

 

そんな希望を打ち砕く胸の痛みゲロー

またまた家でくつろいでいる時でした

 

しかもしつこく再発していた左肺の手術予定だったのに

入院して数日後胸腔ドレナージを入れた傷口が化膿して

1週間ほど高熱と傷口の激痛が続き地獄でした・・・えーん

そんな中手術はできないのでひたすら耐える・・・

 

身体的には1番しんどい時期だったと思います

 

 

熱が下がり落ち着いたので手術をしましょうということに

しかし既に3月に入っていました

ちなみに卒業式は3月3日

 

高校の卒業式と手術の日がしっかり被り出れませんでした

傷口が化膿しなければギリギリ卒業式には退院できる予定だったんですが

もうこればかりはどうしようもありません

諦めて手術に望みました

 

 

うろ覚えですが手術後落ち着いてから学年主任の先生が

卒業証書を病室まで持ってきてくれた記憶があります

 

 

その時は術後10日くらいで退院できたと思います

しかし新生活が始まるまで2週間弱

どう急いでも免許は間に合わないのでそちらも諦め

4月まで家で安静にしていました

 

 

4月

専門学校に入学

これからは気胸とは無縁の生活がしたいと思い

新しい出会いにもワクワクしながら顔合わせ

 

私が入学した学校は福祉系で科は新入生は私含め4人

私以外の3人は女の子でした

他の科も女の子ばかりで同学年は男1(自分)女6というハーレム状態

 

そこで女の子達と仲良くなり、初日オリエンテーション中に全員とメアドを交換して

これからの新生活楽しくなるぞう!!と文字通り心躍らせていました

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式から2日後講義が始まりました

お昼ごはんを食べて3限目

 

右肺に痛みが走りました

もう慣れ親しむレベルのこの痛み。講義中でした

今思えば家の中以外で気胸になったのはこの時が最初で最後だったなと

 

楽しい気持ちが一瞬にして冷め

タクシーを呼び早退

 

クラスの子は、え?どうしたの??といった感じ

まあ出会って数日でもちろん気胸のことも話してない

お互いのことほとんど知らない状態だしそうなりますよね

 

 

この時は手術はせず胸腔ドレナージのみの1週間ほどの入院

 

これが8回目の気胸

 

 

 

退院したのは4月の中旬頃

みんな心配してくれました。それがつらかったです

今までのことを思えばどうせまた再発するのはわかってるから

 

高3は夏からの再発の繰り返しで

これ以上休むと出席日数が足りないとまで言われていました

 

専門学校だったので高校と違って専門的なことを学ばなくてはならない

定期的に休んでたら間違いなく講義にもついていけなくなるし

俺はこの先どうなるんだろうと不安で仕方がなかったです

 

 

そして4月の終わり、今からちょうど12年前ですね。GWです

GW中盤に先輩方が新入生の歓迎会をしてくれるとのことで

その時にクラスの好きな子に告白をしようと思っていました

 

周りの子達もいけるいける!と背中を押してくれたのもあって

ドキドキしながらその日を待ちます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9回目の再発

GW入ってすぐのことでした

お馴染みの自室でのネトゲ中

 

この時ほど気胸を恨んだことはなかったですよ

クラスの子と一部の先輩には話して場を設けてもらう予定だったのに

それがすべてパー この湧き上がる怒りをどこにぶつけていいかわからず

病院へ行く前ひたすら泣いたのを覚えています。

 

色恋で泣けるのって若さですよね

 

 

 

 

話が少し脱線したので戻します

結果的にこれが最後の気胸だったんですが

この時した処置が

癒着療法

というもの

 

肺に通した胸腔ドレナージから特殊な薬品を流し

意図的に炎症を起こしそれが治るときを利用して癒着させるというもの

 

かなりの痛みや発熱が伴うことと、手術より再発率は高いとのことで

「今までオススメはできませんでしたが、○○さんの場合手術でも再発されてますので、試してみませんか?」

と言われました

 

もう当時は藁にもすがる思いでした

即お願いした記憶があります

 

 

 

癒着療法当日

ドレナージを通して薬品が肺まで流れてきます

暫く痛みはなく、あれ?全然痛くないじゃんwと余裕かましてたんですが

 

その日の夜くらいから激痛が始まりました

この30年気胸や手術を含め様々な痛みを経験しましたが1番の激痛でした

 

例えるなら身体が内側から焼かれている感じ。

身動きできず、なんなら呼吸をする時の微細な身体の動きで痛みが倍増する

痛みはほぼ24時間続きその間ご飯はもちろん寝ることすらできませんでした

 

 

予後が良かったこともあり1週間ほどで退院できました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから12年経った今まで再発はしていません

 

ちなみに告白する予定の子には入院中メールで告白し無事付き合うことができました爆  笑

 

しかしこの8ヶ月後学校を辞めそこから11年ニート生活を送ることになります

 

 

この先の8ヶ月間の話はまた別日に更新したいと思います

 

 

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