以前から気になっていた店がある。
一風堂のちょうど道向かい、北側にある昭和テイストあふれる大衆食堂「かどや」である。何と昭和１４年の開店！
余談ではあるが、姫路のみゆき通りをさらに北へ歩くと本町商店街となり、そこにも昭和テイストあふれる「丸勝食堂」と言う大衆食堂があった。そこで、カツ丼は食べたことがあるが、中華そばを体験する前に閉店してしまったことが悔やまれる。
写真 : 丸勝食堂 - 山陽姫路/食堂 | 食べログ (tabelog.com)
この「かどや」でも、「中華そば」が食べられるではないか。自転車で「かどや」へ向かい、「中華そば」と「めし」の小（だったと思う）を注文する。
姫路市内のラーメンで、「ナルト」が入っている店はあまり見かけないが、「かどや」の「中華そば」には、かまぼこがトッピングされていた。うどんや蕎麦と共通のトッピングかもしれないが、昭和っぽくてうれしくなった。画像の通りモヤシがメインで、少量の豚肉と青ネギもトッピングされていた。あの価格で、これだけ入っていたら十分だろう。
以前行った、中華料理店の「九龍」の「ワンタン麺」と、
中華料理 九龍（姫路近辺のラーメン屋を攻略する その１０２） | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)
今回の「かどや」の「中華そば」を食べて思ったこと。最近のラーメン屋のラーメンは、塩分が強すぎる。本来は、これぐらいのマイルドさが適当なのではないか、と言うこと。自分などは家で食べるインスタントラーメンの塩分を基準に、塩辛いかどうかを判断してしまう舌になってしまったが、「九龍」の「ラーメン」や「かどや」の「中華そば」にパンチがない、刺激が足りないと思いはじめると、それはちょっと問題だな、と思う。
食べ終わって料金を払おうと厨房に近い方まで歩いていこうとすると、女性の店員さんがこちらのテーブルまで勘定に来てくれた。何だか、温かみのある１日だった。
後継者の方がいなければ、この老舗大衆食堂「かどや」も「丸勝食堂」のように、いずれは閉店して味を確認することができなくなるかもしれない・・・
かどや食堂（兵庫県） | 【ロケ地 検索】全国ロケーションデータベース (bunka.go.jp)
【姫路市】姫路市車崎にある 「大衆食堂 かどや」 は、 昭和の時代から優しい味を守り続ける店です。 | 号外NET 姫路市 (goguynet.jp)
姫路の昭和レトロな大衆食堂かどやで中華そばと姫路おでん | 芦屋あたりで アメブロ版 (ameblo.jp)
創業８０年の「かどや食堂」の「おでん」【姫路グルメの種】 | 姫路の種 (budou-chan.jp)