『MISSING PARTS the TANTEI STORIES(ミッシングパーツ ザ 探偵ストーリーズ)』は、探偵もののアドベンチャーゲームで、ドリームキャスト版のパート1が2002年1月17日に、パート2が2002年10月24日に、パーツ3が2003年7月31日にフォグから発売された。その後、PS2版のSideAが2003年11月27日、SideBが2004年2月19日にフォグから発売され、全話をディスク1枚に収録したPSP版が2012年11月29日に日本一ソフトウェアから発売された。

 

 自分は、レトロゲーム好きだが、案外アドベンチャーゲーム(ADV・AVG)はそれほどプレイしていないし、クリアしていない。『ポートピア連続殺人事件』や『さんまの名探偵』はほとんどプレイせず、他人のプレイを横から眺めていた口である。そのクセ、『デッドゾーン』や『スイッチ』はクリアしているので、ちょっと変わり者と言える。

 

 最近になって、前述のPSP版『MISSING PARTS the TANTEI STORIES』を中古で購入して、取扱説明書等に目を通していて驚いた。主人公の真島恭介は鳴海探偵事務所の新米探偵で、所長の鳴海誠司が失踪しているため、所長代理は娘の鳴海京香!!

 

 あの『仮面ライダーW』の設定を思い起こすと、主人公のひとり、左翔太郎は鳴海探偵事務所の若き探偵で、旧所長の鳴海荘吉が不在のため、所長は娘の鳴海亜樹子!!

 

 『仮面ライダーW』は2009年からの放映なので、前述の『MISSING PARTS the TANTEI STORIES』の方が先と言うことになる。ちなみに、『仮面ライダーW』は「風都」と言う架空の都市で事件が発生するが、『MISSING PARTS the TANTEI STORIES』は、架空の都市『遠羽市』を舞台に事件が発生する。

 

 Wikipediaの『仮面ライダーW』の項を読むと、「ハードボイルド」と東映製作の「探偵物語」が元ネタになっていることには触れているが、上記のアドベンチャーゲームについての記載はない。鳴海荘吉の「荘吉」は、その風貌から東映のスーパー戦隊シリーズのひとつ『ジャッカー電撃隊』でビッグワン番場壮吉(くさがんむりがない)がモデルであろうが、まさか「鳴海」の方で今頃こんなに驚くとは・・・

 

『MISSING PARTS the TANTEI STORIES』のWikipedia記事

 
 

https://ja.wikipedia.org/wiki/MISSING_PARTS_the_TANTEI_STORIES

 

PSP版『MISSING PARTS the TANTEI STORIES』のページ

https://fog.nippon1.jp/missingparts-c/story.html

 

ドリームキャスト版『MISSING PARTS the TANTEI STORIES』のページ

https://www.fog.jp/main/products/mp.html