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 以前に、クリアしたのは「ZANAC×ZANAC(ザナック×ザナック)」内の「ZANAC NEO(ザナック・ネオ)」でありながら、主にファミコン・ディスクシステム版「ZANAC(ザナック)」の攻略と、「ザナック」的シューティングゲームの系譜についての記事を書いたことがあり、「NEO」の方の攻略を望んで検索した方には、期待外れの内容だったかもしれない。

https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12506013005.html

 

 詳しい攻略とはならないが、このたび「ZANAC NEO(ザナック・ネオ)」の方のプチ攻略・解説をやってみたいと思う。とは言っても、所詮EASYモードがクリアできる程度の腕前なので、その程度の内容となることはご了承いただきたい。

 詳しい攻略については、下記リンク先等が、役立つと思われる。

http://khex7495v.kir.jp/Battle/ZbyZ/ZANACNEO/zanacneo.html

https://game.watch.impress.co.jp/docs/20011121/compile.htm

 まず、「ザナック」の後継ゲームであるので、過去の攻略技術がそのまま応用できる部分も多い。アイアイを撃ったら、通常弾がワイドショットになるとか、連射し過ぎたら、敵のレベルが際限なく上がるとか、パワーアップアイテムを取った後、少しの間無敵状態になるので、至近距離で敵を撃ちまくったり、弾や敵に体当たりしたり、通常弾パワーチップの入ったボックスに体当たりするとか、自機がやられると敵レベルが大きく下がるとか。他のシューティングゲームよりもひとつの面が長い点や、他のシューティングゲームよりも頻繁に1UPする点まで同じである。

 反対に、新作「ザナック・ネオ」の新しい要素は、「チャージショット」。敵を倒したり、武器アイテム取ることで、画面左下のゲージが溜まっていき、△ボタン(R1ボタン)を押すことで発射する。ゲージは2段階で溜まり、段階によって敵への威力の大小がある。「チャージショット」で敵を破壊した場合、爆風で「連爆(連鎖爆発)」が発生し、周囲の敵にもダメージを与える。「ザナック・ネオ」の攻略は、この「チャージショット」の使い方のうまさにかかっていると言っても過言ではない。
 この「チャージショット」の「連爆」には、「コラムス」や「ぷよぷよ」等の落ち物パズルゲームの「連鎖」にも繋がる快感がある。今プレイしてみると、ハドソンがファミコンで発売した「ヘクター’87」の「配電盤」なども、この「チャージショット」のような快感を実現したかったのかな、と思う。
 また、「サンダーフォース」シリーズでは、セガ・サターンやPS1で発売された「サンダーフォースⅤ」において、それまでになかった「オーバーウェポン」が導入された。「ザナックネオ」の「チャージショット」の導入と、「サンダーフォースⅤ」の「オーバーウェポン」の導入は、似たような事象に感じる。
 自分の場合は、〇ボタンで通常弾と特殊弾を発射しつつ、指を〇ボタンから離さずに「チャージショット」を使用したかったので、主にR1ボタンによる発射でプレイしていた。

 「チャージショット」とは別の独自要素として「ブラストモード」も存在する。△ボタン(R1ボタン)を長押しすることで、自機の攻撃の色が変わり、敵の通常弾を打ち消せるようになる。ゲージを消費し、ゼロになると通常モードに戻る。


 最終的に自分は、赤色の1号機である「Knife-Edge(ナイフエッジ)」、 青色の2号機である「Scar-Face(スカーフェイス)」、緑色の3号機である「Hammer-Duke(ハンマーデューク)」を使い、それぞれEASYモードでクリアした。自分は旧作のディスクシステム版をプレイしていた当時、特殊弾は7番の「ハイ・スピード(HS=高速速射弾)」を主に使用し、ときどき3番の「サーキュラー(SS=回転弾)」に変更してプレイしていた。
 その関係で、最もクリアしやすかったのが、赤色の1号機、「Knife-Edge(ナイフエッジ)」であった。ナイフエッジの特殊弾7番である「ハイパーベロシティ」は、一度後方に飛んでから、自機の左右を通って前方に発射される。一般に「ザナック」は、横方向からの敵攻撃が激しいとされるので、一度自機後方と左右を通過してから飛ぶ特殊弾は、防御の役割も果たす。オレンジ色や紫色の丸い小さな敵弾は破壊できないが、通常弾で消せる敵弾も、7番で消せるので、左右と後方への弾消しの効果もある。自分の弾避け、敵避けのいたらなさカバーしてくれると言う訳である。また、面によっては後方から敵キャラが迫ってくるのがメインの場合もあり、重宝する。7番の「ハイパーベロシティ」は、5段階までパワーアップする。また、移動速度の速さも、この機体の魅力となっている。

 移動速度の遅い「Hammer-Duke(ハンマーデューク)」は、その分破壊力の大きい特殊弾が多い。中でも特筆すべきなのが、特殊弾6番の「オートエイミングブラスター」。自機の周りに「サイト」と呼ばれる照準のようなものを複数張り巡らせて回転させ、「サイト」に敵が触れることで、その場所に爆発を発生させる。ディスクシステム版に例えると、回転スピードを遅くした攻撃的なサーキュラー(3番)のようなものである。ハンマーデュ-クで特殊弾6番を最大活用しながら、前述の「チャージショット」を利用すると、何だか「ザナック」以外のゲームで「連鎖」と「ロックオン」の快感を味わっているようで、不思議な気分になれるので、どうか一度体験してほしい。6番の「オートエイミングブラスター」も、5段階までパワーアップすることが可能である。

 ちなみに、6番で5段階目(MAX)までパワーアップしているのに、誤って1番アイテムの上を自機が通ってしまい、別の特殊弾になってしまったとしても、次に6番を取ったときに、レベル0からパワーアップしないといけない訳ではない。 

 また、ある裏技を使うことで、ディスクシステム版「ザナック」と同じ攻撃の種類となる自機「FC-CUSTOM」が使用できるようになる。もちろん「チャージショット」は使えないので、一味違った攻略が必要になると同時に、往年の「ザナック」ファンには涙・涙のファンサービスとなっている。ちなみにディスクシステム版と同様、特殊弾によって、オレンジ色や紫色の敵弾を含む全ての弾消しが可能となる。裏技の方法は、現在ならばインターネットで容易に知ることができる。

 以前にも書いたが、最近の弾幕系シューティングよりも、この「ZANAC NEO(ザナック・ネオ)(2001年11月29日発売/PS1/コンパイル)」や、「エスカトス(2011年4月7日発売/XBOX360/キュート)」や、「スターソルジャー バニシングアース(1998年7月10日発売/ニンテンドー64/ハドソン)」の方が、自分には性に合っていて、爽快感がある(基本、EASYモードではあるが…)。
 
 
一枚目の画像、『ZANAC NEO』タイトル画面。
 
二枚目の画像、Hammer-Duke(ハンマーデューク)の6番「オートエイミングブラスター」のMAXパワーアップ。
 
三枚目の画像、裏技で懐かしの機体FC-CUSTOM登場。7番「ハイ・スピード(HS=高速速射弾)」をぶち込む。