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きすみ見晴らしの森方面から、惣山(小野富士)を望む。
 
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紅山、南面の岩場。下からと上から。
 
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惣山(小野富士)から、紅山を望む。岩の勾配が美し過ぎる!
 
 
 2014年9月に、小野アルプスのメインとなる紅山(べにやま)を登りました。
 
 しかし、何を思ったのか、西端の福甸峠(ふくでんとうげ)から登り始めてしまい、汗ばんだ顔にはりつき続ける蜘蛛の巣に悩まされました。さらに汗だくのまま、閉館(廃業)になった鍬渓温泉の温泉の目の前まで歩き、引き返す始末でした。
 
 今回は、鴨池の「女池」を通って「きすみ見晴らしの森・岩倉峠方面」を目指し、「紅山山頂 南コース」から小野アルプス(岩場)を登り、「惣山(そうやま)」を通って、「総山(そうやま)」に至り、白雲谷温泉ゆぴかで入浴して帰る予定です。
 惣山(そうやま 標高198.9メートル)は、小野富士とも呼ばれ、小野市の最高峰となります。総山(そうやま)は、標高168.4メートルです。しかし、「惣」も「総」も耳から聞けば、「そう」と聞こえる訳で、何でこんな混同しやすい名称をつけたのか?と首を傾げてしまいます。「正午に、ソウヤマの山頂で待ち合わせよう!」などと約束できたものではありません。まさか、大昔は両方の山を合わせて「双山(そうやま)」と呼んでいたのでは?とか、勝手に夢想してしまいました。
 以前に、雪彦山の定義が多義的な話をしましたが、朝来市と宍粟市一宮町にまたがる標高1103.41メートルの段ヶ峰(だんがみね)は、「だるがみね」とも呼ばれ、元は近隣の「達磨ヶ峰(標高912.7メートル)」を誤記したことから、そう呼ばれるようになったと言われています。しかも、同じ兵庫県宍粟市内の千種町には、標高1163メートルのダルガ峰(だるがなる)が存在します。今回の「そうやま」にしろ、「だるまがみね」「だるがみね」「だるがなる」にしろ、ややこしくて仕方がありません。
 
 紅山は、少し目を閉じて精神統一してから登り始めました。前回ほどの恐怖感にさいなまれることはなく、爽快感と達成感はひとしおでした。なぜ、もっと自宅の近くにこの山がないんだろう?と思ってしまいました。天気の良い日に何度も登りたくなる山です。三枚目の画像では勾配は適度にゆるく見えますが、実際に登っている当事者とすれば、もっと急な勾配を両手両足で登っている印象です。
 紅山を北側から下山し、小野市で一番高い総山を登りました。展望については、惣山山頂よりも、展望デッキや紅山の方が上です。さらに、通称小野見山、アンテナ山(標高171.6メートル)、総山(標高168.4メートル)と縦走しました。アザメ峠と呼ばれるところに出て、ここから温泉施設のゆぴかまで、山道を縦走することも可能でしたが、今回は峠を南に歩き、山陽自動車道北側の、一般車が入れない舗装された側道のようなところを歩きました。どうやら、自動車道北側の斜面がゴミの最終処分場になっているようで、そのために作られた道路のために、一般車は侵入できない道になっているようです。そのまま大池の北側の道を通って、ゆぴかに着きました。やはり、汗を落とした上、適温の場所で少し横になってから帰れるのは、快適です。源泉風呂は人気でしたが、10分ほど入ることができました。
 
 次回は、小野町駅から、来住城跡のあるアザメ峠を歩いて、安場山(標高156・6メートル)→愛宕山(標高154.2メートル)→前山(標高135.8メートル)→日光峠→高山(標高127.1)メートル→白雲谷温泉ゆぴかと歩きたいものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「山歩き まとめ(改)」 
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