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苫編山(とまみやま)の反射板。
 
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苫編山から、夢前川河口を望む。天候今一つのため、展望も。
 
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籾取山(もみとりやま)の反射版。
 
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新幹線と夢前川が交差する。
 
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ジョウビタキのメスとご対面、。他の野鳥ほど人を警戒しない。
 
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鬢櫛山から北側を見下ろす。
 
 
 10月と11月に、白毛山、才トンガリ山、京見山に登りましたので、今回はその近くにある苫編山(とまみやま、標高165.8メートル)、籾取山(もみとりやま、標高200.3メートル)、鬢櫛山(びんぐしやま、標高186メートル)に登ってきました。この一連の山塊を荒川山塊と呼ぶらしいです。
 以前に、雪彦山の名称が多義的な話や、増位山山頂に随願寺がなく、広嶺山の241メートルピークに廣峯神社がない話、六甲山頂の観光施設に行った人は多くても六甲山最高峰に足を運んだ人は少ない話をしたことがあります。広畑区才のトンガリ山も、伏龍山と呼ぶ人がいるようです。今回も同様で、他サイトを参考にすると、「籾取山」と呼んでいる所が「鬢櫛山」かもしれず、「鬢櫛山」と呼んでいる所が「つるが峰」かもしれないとのことです。おそらく多数の人が末永く呼び続けた方が、通説となるのでしょう。
 
 以前から姫路バイパスを自動車で通るたびに、あの山は登れそうな道がありそうだな、登ってみたいな、と思っていたのですが、それが山頂に反射板のある苫編山だった訳です。
 
 JR英賀保駅で下りて、苫道国主神社から登り始めました。正確には神社の左側から回り込んだ、お稲荷さんや鹿島さんのある所からです。才トンガリ山は才天満神社が登山口でしたし、京見山は山戸春日神社でしたし、登山口が神社になっているところが多いです。それは、もともと山じたいが信仰対象であり、御神体であったからでしょう。神社がムラ(人為)とヤマ(天然)を繋ぐ連結点だったのかもしれません。思い返すと、山の麓に神社か、学校があるところが多いことに気づきます。今回の荒川山塊にしても、麓に県立姫路しらさぎ支援学校、姫路商業高校、琴丘高校があり、御剱稲荷神社、大歳神社などがあるようです。
 思い返してみれば、才トンガリ山には夢前中学校があり、増位山には増位中学校があり、広嶺山には白国神社があり、播磨アルプスには別所高等学校、白陵高等学校、鹿嶋神社があり、八丈岩山には姫路高等学校があり、麻生山(小富士山)には四郷中学校、麻生八幡社があり、男山には水尾神社があり、書写山には兵庫県立大学姫路書写キャンパス、日吉神社、東坂露天満宮があります。
 
 やはり、植生や岩盤・土壌は、以前登った才トンガリ山、白毛山とよく似ていました。標高は200メートル以内とそれほどでもないのですが、案外勾配のきついところが多々あり、ロープが張られたところもいくつかありました。下りでは、落ち葉で滑ることがないか、気をつける必要があります。
 
 苫編山山頂では、ここが反射板の場所だったのか、と感慨深いものがありました。籾取山で昼食を取り、鬢櫛山では、ジョウビタキのメスとご対面しました。自分は水鳥よりも、スズメ目の野鳥が好きなので、落葉樹の葉が落ちて、野鳥が見えやすくなる冬は好きです。その他、メジロやヤマガラも見かけました。
 
 鬢櫛山を下山して、JR播磨高岡駅から帰りました。次回は、もっと天候の良い日に、山崎山から鬢櫛山までを縦走し、苫編山の岩尾根にも寄りたいものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

※関連リンク先

 「山歩き まとめ(改)」 
https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12624377490.html