2013年は、全国的になぜか低山での事故が多発した。近年の登山ブーム・トレッキングブームで、危機管理に欠ける思慮の浅い登りが増えたのかもしれない。 
 
 
 2013年1月3日、私も登ったことのある姫路市の明神山(みょうじんざん)で、滑落による死亡事故が発生した(73歳男性)。一緒にいた孫娘は、滑落した祖父と一夜を過ごす。地元の自治会の賽銭箱をを取りに行くところだったようで、地元の方ではあるが、明神山への登山経験はなかった模様。
 
 
 2013年10月6日、神埼郡福崎町の七種山(なぐさやま)で、滑落による死亡事故が発生した(55歳女性)。七種山も七種槍も、スキルのない私はまだ登っていないが、ここへの単独行はやめておこうと思う。
 
 
 2013年12月15日、神戸市灘区の六甲山で、滑落による死亡事故が発生した(77歳男性)。六甲山と言えば、山頂までバスで辿りつける山ではあるが、裏六甲も含めて範囲は広く、大小様々なルートがあり、その中には難易度の高いルートも存在する。
 
 
 六甲山と言えば、「焼き肉のタレ」事件が有名。
 
 
 
 
 これらの事象を、他人事とは捉えず、教訓として山歩きに臨みたい。