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 以前に、新人物往来社の「日本伝承武芸流派読本 別冊歴史読本 読本シリーズ⑦」の中に、「治五郎の夢-講道館柔道対警視庁柔道-」と言う柔道マンガが掲載されていることについて述べた。

https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12506011872.html

 

 一枚目の画像は、その「治五郎の夢-講道館柔道対警視庁柔道-」内で描写された山嵐。講道館の公式見解は、「山嵐とは、道衣の掴み方が特殊な体落としの変形」であるのに対し、このマンガでは「山嵐とは、道衣の掴み方が特殊な跳ね腰の変形」と言う説を採っている。自己の左足で相手の左足を跳ね上げている。組み方は、自己の左手親指が、相手の道衣の外側に出るタイプ。

 二枚目の画像、本宮ひろ志のマンガ版「姿三四郎」の山嵐。もうほとんど「リングにかけろ」か「伊賀の影丸」状態の描写。「姿三四郎」が週刊少年マガジンに連載されたのが、1976年から1977年にかけて。調べると車田正美の「リングにかけろ」の連載は1977年からであり、初期の頃はスーパブローは炸裂していないので、むしろ「柔道一直線」等からの影響かもしれない。

 三枚目の画像、、マンガ「なつきクライシス(鶴田洋久・作 集英社)」内の神取あきらの繰り出す「マウンテンストーム」。直訳すると、「山嵐(笑)」。入り方は、合気道の四方投げ(裏)に近いが、腕を極めながら投げるので、「様々な山嵐(その2)」2枚目の画像左下部分の技に近い、古流的な技となる。

http:// ja.wiki pedia.o rg/wiki /%E3%81 %AA%E3% 81%A4%E 3%81%8D %E3%82% AF%E3%8 3%A9%E3 %82%A4% E3%82%B 7%E3%82 %B9#.E5 .B8.B8. E6.9D.B 1.EF.BC .88.E3. 81.98.E 3.82.87 .E3.81. 86.E3.8 1.A8.E3 .81.86. EF.BC.8 9.E5.AD .A6.E5. 9C.92