１９９０年代のファミコン雑誌に、「いつになったら、スーパーファミコンでソニックが発売されるのでしょうか？」と言う子供からのお便りがよく来る、大人の事情は難しい、と言う記事があったのを覚えている。確かに、任天堂ハードでアウトランが発売されなかったり、セガハードでマリオが発売されなかったり、メガドライブ版テトリスが発売中止になったり、ＶＨＳとべータマックスの関係のような大人の事情が満載の１９８０年代から１９９０年代前半にかけてではあった。しかしあれから２０年以上、あの頃では考えられないような事象も発生している。
①まさか、ＳＥＧＡがハードから撤退して、ゲームボーイアドバンスと言う同じハードで、マリオのゲーム（マリオ３やマリオＵＳＡのリメイク）と、ソニックのゲームの両方が合法に遊べる時代が来るとは、思わなかった。
②さらに「マリオ＆ソニック ＡＴ 北京オリンピック」のように、まさか同じゲーム内でソニックとマリオが合法に競演するとは、想像しなかった。
③まさか、スクウェアとエニックスが合併してスクウェア・エニックスになり、「ドラゴン・クエスト」と「ファイナル・ファンタジー」が、同じ会社から発売されることになるとは、想像していなかった。それを考えると、「クロノ・トリガー」のプロジェクトは先駆的だった。
④まさか、ゲーム界大御所のナムコとキャラゲーのバンダイが合併して、バンダイナムコホールディングス、バンダイナムコゲームスが生まれるとは想像もしなかった。
これには伏線があって、まず１９９７年にセガとバンダイが合併してセガ・バンダイになると言う発表があったにもかかわらず、破談になった経緯があった。バンダイナムコは、その８年後の２００５年である。相思相愛で順調な交際をしていたのもかかわらず、バンダイがセガに婚約破棄を叩きつけつけた後、ナムコと言うオムコと結婚したといったところか。
そう言えばセガは、１９９１年にファルコムと共同出資して、セガ・ファルコムと言う会社を設立したが、時代の大きなうねりを生み出すことはなかった。セガ・バンダイが婚約破棄なら、セガ・ファルコムは先細りの文通程度。
「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」は、カプコンが開発したゲームを、バンダイとナムコが合併した会社が発売すると言う、ファミコン世代にとって複雑怪奇な構造となっている。もし、セガ・バンダイが誕生していたら、「ガンダム」ゲームは、「バーチャロン」のシステムに乗っかっていたかもしれないし、カトキハジメデザインのＺガンダムＶＳサイファー等が実現していたかもしれない。
⑤まさか、トミカのトミーと、チョロＱのタカラが合併して、タカラトミーになるとは思わなかった。玩具業界も厳しいものだと思う。少子化も厳しくなった一因か。バンダイナムコが２００５年、タカラトミーが２００６年だから、ほとんど同時期の事象。自分たちの少年期に当たる１９８０年代、タカトクやクローバーが同時期に消えて行ったのとは、別の悲しさを感じる。ツクダオリジナルは、バンダイの子会社となった後、紆余曲折を経ている。バンダイ、タカラ、トミー、ツクダ以外で、現在思いつくのは、エポック社とアガツマとピープルくらいか。
⑥パソコンＸ－１用のＢＡＳＩＣがＨｕ－ＢＡＳＩＣ、ＮＥＣホームエレクトロニクスのＰＣエンジンのソフトがＨｕ－ＣＡＲＤ、そして、ＮＥＣのパソコンではなく、シャープのパソコンであるＸ－１とＰＣエンジンが合体したＸ－１ｔｗｉｎが発売される等、当時から予測不能な動きをするハドソン。２０１１年４月１日に、まさかコナミが、ハドソンを完全子会社してしまうとは、想像しなかった。いっそ。ボンバーマン対モアイとか、ビッグコア対ビッグスターブレインとか対戦できる格闘ゲームを作ってくれ。
コナミの「プーヤン」のファミコン版は、ハドソンから発売され、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」のファミコン版は、開発元がナムコ、発売元がバンダイとなっており、今よく考えてみると、意味深。
⑦実は、アメコミでは以前からあったらしく、スーパーファミコンでは１９９３年、アーケードゲームでは１９９４年に実現しているのだが、まさか「エイリアン」と「プレデター」が同じ映画の中で戦うとは想像できなかった（２００４年）。これができて、なぜ「ゴジラ」と「ガメラ」は競演できないのだ？
⑧まさか、「フレディ」と「ジェイソン」が同じ映画の中で戦うとは想像できなかった（２００３年）。自分はホラー映画は見ないが、あとレザーフェイスとかダミアンとか絡むとどうなるかと思う。
⑨２００８年に「ドラゴン・キングダム」で、ジャッキー・チェンとジェット・リー（１９８０年代ではリー・リン・チェイ）が夢の共演を果たした訳だが、まだまだサプライズは終わらない。２０１０年の「エクスペンダブルズ」だ。シルヴェスター・スタローンを筆頭に、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー（リー・リン・チェイ）、ミッキー・ロークが出演し、何とアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスがカメオ出演している。また、格闘技通を喜ばすかのように、ランディ・クートゥアやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラも出演している。続編の「エクスペンダブルズ２」では、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスの三代アクション俳優を筆頭に、ドルフ・ラングレン、チャック・ノリス、そしてジャン＝クロード・バン・ダムまでも出演予定。これに、スティーヴン・セガールが入ればと思うばかりだが、「１」の時点でスタローンのオファーを断っているようで、この先も共演はなさそうで残念。あと、ジャッキー・チェンは絡んでこないだろうなぁ。スタローン、シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ジャン＝クロード・バン・ダム、セガール、ジェット・リー、ジャッキー・チェンで、現代版「キャノンボール」お願いします（肉弾戦あり）。
⑩「マリオカート アーケードグランプリ２」は、何とマリオとパックマンとたまごっちのまめっちが共演。また、「パックマンvs.」は、任天堂とナムコのコラボレーション作品。
⑪そう言えば、伝説の作品「ウルトラマン VS 仮面ライダー」、ＤＶＤ化・ブルーレイディスク化しますよ。
http:// av.watc h.impre ss.co.j p/docs/ news/20 110624_ 455651. html
http:// ja.wiki pedia.o rg/wiki /%E3%82 %A6%E3% 83%AB%E 3%83%88 %E3%83% A9%E3%8 3%9E%E3 %83%B3V S%E4%BB %AE%E9% 9D%A2%E 3%83%A9 %E3%82% A4%E3%8 3%80%E3 %83%BC
⑫さらに余談ですが、ギャバンとバトルケニアとデンジブルーとゴーカイジャーが共演の模様。
http:// hochi.y omiuri. co.jp/e ntertai nment/n ews/201 11031-O HT1T000 33.htm? from=yo l
http:// www.cin ematoda y.jp/pa ge/N003 6652
①まさか、ＳＥＧＡがハードから撤退して、ゲームボーイアドバンスと言う同じハードで、マリオのゲーム（マリオ３やマリオＵＳＡのリメイク）と、ソニックのゲームの両方が合法に遊べる時代が来るとは、思わなかった。
②さらに「マリオ＆ソニック ＡＴ 北京オリンピック」のように、まさか同じゲーム内でソニックとマリオが合法に競演するとは、想像しなかった。
③まさか、スクウェアとエニックスが合併してスクウェア・エニックスになり、「ドラゴン・クエスト」と「ファイナル・ファンタジー」が、同じ会社から発売されることになるとは、想像していなかった。それを考えると、「クロノ・トリガー」のプロジェクトは先駆的だった。
④まさか、ゲーム界大御所のナムコとキャラゲーのバンダイが合併して、バンダイナムコホールディングス、バンダイナムコゲームスが生まれるとは想像もしなかった。
これには伏線があって、まず１９９７年にセガとバンダイが合併してセガ・バンダイになると言う発表があったにもかかわらず、破談になった経緯があった。バンダイナムコは、その８年後の２００５年である。相思相愛で順調な交際をしていたのもかかわらず、バンダイがセガに婚約破棄を叩きつけつけた後、ナムコと言うオムコと結婚したといったところか。
そう言えばセガは、１９９１年にファルコムと共同出資して、セガ・ファルコムと言う会社を設立したが、時代の大きなうねりを生み出すことはなかった。セガ・バンダイが婚約破棄なら、セガ・ファルコムは先細りの文通程度。
「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」は、カプコンが開発したゲームを、バンダイとナムコが合併した会社が発売すると言う、ファミコン世代にとって複雑怪奇な構造となっている。もし、セガ・バンダイが誕生していたら、「ガンダム」ゲームは、「バーチャロン」のシステムに乗っかっていたかもしれないし、カトキハジメデザインのＺガンダムＶＳサイファー等が実現していたかもしれない。
⑤まさか、トミカのトミーと、チョロＱのタカラが合併して、タカラトミーになるとは思わなかった。玩具業界も厳しいものだと思う。少子化も厳しくなった一因か。バンダイナムコが２００５年、タカラトミーが２００６年だから、ほとんど同時期の事象。自分たちの少年期に当たる１９８０年代、タカトクやクローバーが同時期に消えて行ったのとは、別の悲しさを感じる。ツクダオリジナルは、バンダイの子会社となった後、紆余曲折を経ている。バンダイ、タカラ、トミー、ツクダ以外で、現在思いつくのは、エポック社とアガツマとピープルくらいか。
⑥パソコンＸ－１用のＢＡＳＩＣがＨｕ－ＢＡＳＩＣ、ＮＥＣホームエレクトロニクスのＰＣエンジンのソフトがＨｕ－ＣＡＲＤ、そして、ＮＥＣのパソコンではなく、シャープのパソコンであるＸ－１とＰＣエンジンが合体したＸ－１ｔｗｉｎが発売される等、当時から予測不能な動きをするハドソン。２０１１年４月１日に、まさかコナミが、ハドソンを完全子会社してしまうとは、想像しなかった。いっそ。ボンバーマン対モアイとか、ビッグコア対ビッグスターブレインとか対戦できる格闘ゲームを作ってくれ。
コナミの「プーヤン」のファミコン版は、ハドソンから発売され、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」のファミコン版は、開発元がナムコ、発売元がバンダイとなっており、今よく考えてみると、意味深。
⑦実は、アメコミでは以前からあったらしく、スーパーファミコンでは１９９３年、アーケードゲームでは１９９４年に実現しているのだが、まさか「エイリアン」と「プレデター」が同じ映画の中で戦うとは想像できなかった（２００４年）。これができて、なぜ「ゴジラ」と「ガメラ」は競演できないのだ？
⑧まさか、「フレディ」と「ジェイソン」が同じ映画の中で戦うとは想像できなかった（２００３年）。自分はホラー映画は見ないが、あとレザーフェイスとかダミアンとか絡むとどうなるかと思う。
⑨２００８年に「ドラゴン・キングダム」で、ジャッキー・チェンとジェット・リー（１９８０年代ではリー・リン・チェイ）が夢の共演を果たした訳だが、まだまだサプライズは終わらない。２０１０年の「エクスペンダブルズ」だ。シルヴェスター・スタローンを筆頭に、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー（リー・リン・チェイ）、ミッキー・ロークが出演し、何とアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスがカメオ出演している。また、格闘技通を喜ばすかのように、ランディ・クートゥアやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラも出演している。続編の「エクスペンダブルズ２」では、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスの三代アクション俳優を筆頭に、ドルフ・ラングレン、チャック・ノリス、そしてジャン＝クロード・バン・ダムまでも出演予定。これに、スティーヴン・セガールが入ればと思うばかりだが、「１」の時点でスタローンのオファーを断っているようで、この先も共演はなさそうで残念。あと、ジャッキー・チェンは絡んでこないだろうなぁ。スタローン、シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ジャン＝クロード・バン・ダム、セガール、ジェット・リー、ジャッキー・チェンで、現代版「キャノンボール」お願いします（肉弾戦あり）。
⑩「マリオカート アーケードグランプリ２」は、何とマリオとパックマンとたまごっちのまめっちが共演。また、「パックマンvs.」は、任天堂とナムコのコラボレーション作品。
⑪そう言えば、伝説の作品「ウルトラマン VS 仮面ライダー」、ＤＶＤ化・ブルーレイディスク化しますよ。
http:// av.watc h.impre ss.co.j p/docs/ news/20 110624_ 455651. html
http:// ja.wiki pedia.o rg/wiki /%E3%82 %A6%E3% 83%AB%E 3%83%88 %E3%83% A9%E3%8 3%9E%E3 %83%B3V S%E4%BB %AE%E9% 9D%A2%E 3%83%A9 %E3%82% A4%E3%8 3%80%E3 %83%BC
⑫さらに余談ですが、ギャバンとバトルケニアとデンジブルーとゴーカイジャーが共演の模様。
http:// hochi.y omiuri. co.jp/e ntertai nment/n ews/201 11031-O HT1T000 33.htm? from=yo l
http:// www.cin ematoda y.jp/pa ge/N003 6652
⑬そう言えば、まさか「信長の野望」の光栄と、「スターフォース（当時の社名はテーカン）」「キャプテン翼」のテクモが、一緒になるとは思わなかった。コーエーテクモホールディングス、コーエーテクモゲームス。テクモは、スクウェア・エニックスに子会社化されそうになってたようですね。
⑭さらに思い返すと、まさかカプコンの対戦格闘キャラ（スト２等）と、ＳＮＫの対戦格闘キャラ（餓狼伝説等）が、同一ゲーム内で合法に対戦するとは思わなかった。「カプコン ＶＳ ＳＮＫ」とか。対戦格闘ブーム全盛時の小学生はみんな、ガイル対アンディ・ボガードとか夢想していたんだろうな。