カウアイの洪水被害 | 梅津美智留オフィシャルブログ「Kauai Rainbow」Powered by Ameba

カウアイの洪水被害

アロハー、
 
4月14、15日、カウアイは記録的な豪雨に見舞われました。

2月半ばからカウアイは雨が続き、3日続けて晴天という日がありませんでした。土地や河川が限度とも言える水分を吸収していた状態で起きた豪雨により北海岸、特にハナレイ、ワイニハ、ハエナが土砂崩れ、洪水、浸水、家屋の崩壊など大きな被害を受けました。ハワイ州知事が非常事態宣言を行ない土砂崩れで孤立した地域から居住者や観光客など凡そ500人がヘリコプターや船で救出されました。

崖崩れがあったハナレイからハエナに向かう道路は片側が崖、もう一方が海となっていて道幅も狭いのですが、まるで木々の緑に覆われた箱庭をドライブするような、いかにも「ハワイの原風景」と言えるドライブコースでした。自然が近いということはこのような自然がもたらす弊害も受けやすいということなのでしょう。

ハナレイのビーチ沿いにあった豪華なバケーション用のレンタルハウスも多くが倒壊しました。海岸沿いに建つ建物の基礎の部分は砂地ですから、海水や近くの川の異常な増水があれば基礎の砂がさらわれるのは当然ですね。でもこういう事態が起きるまで、海岸沿いの一等地の開発は進んで来ました。
 
ハナレイの代表的な風景だった原口さんのタロイモ畑も大きな被害を受けました。
5世代に渡り守り続けて来たハワイの遺産とも言えるタロイモ畑も耕作用の機材もあっという間に流されてしまったそうです。 

ワイニハには先祖代々住んでいるハワイアンのファミリーも多く、道路の土砂崩れで孤立状態でしたがボートやゾディアックなどで物資が運ばれています。

被害のあった地域で唯一の宿泊施設アイランド・コロニーは足止めされていた観光客が救出されたあと医療施設として医師が常駐し、診察や薬の提供を行っています。

幸いカウアイの中心地リフエや他の地域に被害がなかったため水や食料、日用雑貨類などは素早く被災者たちに渡ったようです。現在は倒壊や浸水した建物の粗大ゴミの回収が一番の課題であり、蚊の発生を防いだり衛生面の手当て、インフラの復旧などまだ先が長いことは確かです。
  
義援金集めのイベントやボランティアの募集も行われています。出来ることから協力して行きたいと思います。