土曜の朝、ハワイ州パニック！

アロハー

今朝、土曜の朝、8時7分にハワイ州にミサイル警報が出ました。

そして38分後にこの警報が間違いであったとしてキャンセルされました。

文字に書けばたったこれだけのことですが、この38分間、ハワイ州ではパニックに。

この警報がホノルルにある防衛総省のスタッフによるミスであったと発表され、安堵とともに怒りの声が湧き上がりました。

警報が発令された時、一部のホテルやショップでは客を地下に誘導したところもあったそうですが、屋外にいた人々や高速道路を走行中の車には多くの戸惑いがあったそうで、ホテルでは従業員がどうして良いか分からずあたふたしたり、中には大型スーパーで開店して客が入店中にもかかわらず、警報直後に店を閉めてしまったところもあったそうですが、今のところこのパニックで大きな事故は報道されていません。

ハワイではこの直後からイゲ州知事と国防総省へのインタビューが繰り返し報道されています。なぜこのような人的なミスが発生し、キャンセルの告知までに38分も要したのか、なぜ契約している携帯電話会社によって警報のテキストが届いたところと届かなかったところがあったのか、

なぜ警報のサイレンがならないところがあったのか、などなど、、

私は携帯のテキストにも気がつかず、9時にテレビをつけてはじめて状況を知りました。カウアイでは警報はなりませんでした。

とにかく警報がミスで幸いでした！

このような緊急の状況が起きた時、それぞれが何をしなけばならないか、ハワイ州全体が考える機会になったことは確かです。

また警報のテキストも、メディアの緊急報道も英語でしたが、英語以外の外国語の観光客、日本の観光客の皆さんはどうされたのでしょう？

ミサイルは警報から約20分で到達するそうです。この20分で何ができるのか、色々考えさせられます。