レイ作りのワークショップ | 梅津美智留オフィシャルブログ「Kauai Rainbow」Powered by Ameba

レイ作りのワークショップ

アロハー、

毎年行われるフラハラウのレイ作りのワークショップに参加しました。
通常はクム・マカが教えてくれるのですが今年はクムフラのカワイ・イキさんがゲストで素晴らしいレイ作りを紹介してくれました。 
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リッドゲート・パークのオーシャンフロントにテントを張った会場には70ー80人ほどが集まりました。

カワイさんのレイ作りはとてもダイナミックでした。
ベースとして使うティリーフは通常ハサミで中央の芯(ボーンー骨と呼びます)を切り落として1枚の葉を2枚に切って使うのですが、

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ティリーフの芯を裏から歯で噛み切って、持ち上げるように外せと言いました。

このように処理したものを3枚重ね、口にくわえて三つ編みし、
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15センチほど編んだら、今度は手に持ち替えて、三つ編みの目の中に好きな植物を編み込んで行きます。

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カワイさんは大きなビニール袋に沢山の植物を持ってきて、その中からククイナッツの葉と野生のオリーブの葉を交互に組み合わせて、あっという間にレイを完成させました。力強く、威厳のようなものを感じさせるレイはカヒコの踊りに使ったら素晴らしいだろうと思いました。

そのほかにも4種類ほどのレイの作り方を紹介してくれましたが、カワイさんが語ったことは----

どんな植物でもレイは作れるから、クリエイティブな目で自然の植物を見ること。

レイを作るときは心穏やかに、ポジティブなフィーリングで作ること。作った人のフィーリングはそのレイに現れるから。

植物の表情を見ながら、決して急いで作らないこと。

山や野原から植物を集めるときは、その場所に入って良いかを自然の神様に問うこと。

自然の中から植物を摘み取るだけでなく、時には、自分が依存する自然にタネをまいたり苗木を植えて、子供達の時代にも自然が継続してリソースを与えてくれるように心がけること。

作ったレイは自然に戻すこと。土に戻せば次の植物の養分となるから。

などの言葉、ウーン…とても深いですねー。

ティリーフ3枚のベースで作った私の髪飾りは、庭に咲いていたステファノーティスとカワイさんからいただいたシダを組み合わせ教えていただいたように作りました。
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ワークショップの時間内になんとか作らなければ、と言う思いと落ち着きのなさが
確かに出ていますね〜。