Ka Wai A Kane を訪ねる | 梅津美智留オフィシャルブログ「Kauai Rainbow」Powered by Ameba

Ka Wai A Kane を訪ねる

アロハー、

週末にクム・マカが「Ka Wai A Kane」
に表現される場所を訪ねるHuaka'i.(フアカイ)を行いました。
「Ka Wai A Kane」とは水を司る神様、カーネがどこにいますか?という問いから始まるメレ(詩)です。

私たちはこのメレを3年ほど前に習ったのですが、1番から6番まであるハワイ語の詩は暗記するのがとっても大変でした。

今回はこのメレに歌われている場所を訪ねクムの話を聞く視察勉強会で、これをHuaka'i と言います。

朝、7時30分、最初の集合場所は東のリッドゲート・パークにあるHikinakala(ヒキナカラー)の遺跡。メレの中の1番で「太陽の門」と歌われているところです。
週末の早朝にもかかわらずおよそ100人ほどが集まりました。
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参加者はそれぞれ車を乗り合わせて移動するのですがそれでも30台ほどになりました。

次の集合場所は8時50分に西のワイメアにあるPa'ula'ula(パウラウラ)、一般的には「ロシアン・フォルト」とよばれているところです。
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メレの2ー3番、山、尾根、谷、海、雲などが見渡せる遺跡です。

そして次は10時10分にKanaloahuluhulu(カナロアフルフル)、
一般的にはコケエ州立公園と呼ばれているところです。
皆途中で石原マーケットによってランチを買ったり飲み物を調達して、集合場所へ。
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マイレや モキハナが自生する貴重な自然の中で、クム・マカがカーネが与えてくれる水の恵みの尊さを説明しました。
そのあとは、それぞれ、ピクニック気分を味わいながらランチを食べました。
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最後の集合場所は11時45分にワイメア渓谷のPuu Hinahina(プウヒナヒナ)、ここはワイメア渓谷の展望台の一つです。

残念ながらここから見えるはずのニイハウ島は霧のため全く見えず、急遽、集合場所をワイメア道路の見晴らしの良い場所に変更したのですが、思いがけずここで「ホーホケキョ」と渓谷の澄んだ空気に染み込むようなウグイスの鳴き声を聞きました。そして枇杷の木も発見しました。皆は枇杷という果物を知らないみたいです。

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最後の集合地、ワイメア道路の野原からも霞がかかってニイハウ島は見えませんでしたが、クム・マカは、今日カウアイの自然が「Ka Wai A Kane」に歌われる全ての風景と出会うチャンスを与えてくれたことに感謝し、「Ka Wai A Kane」は命をつなぐ水の自然のサイクルを歌ったもであることを教えてくれました。

クム・マカはこのHuaka'i に他のハラオ(フラ教室)の先生や生徒、フラ・エクササイズの教室の人たちも招待しました。ハラオにこだわることなく、自分の知識をシェアーするクム・マカの姿勢を私はとても尊敬しています。

そして以前はあんなに難しいと思った
「Ka Wai A Kane」のメレが今回見た風景を思い浮かべ、その意味をより深く理解したことで、前よりずっとスラスラ言えるようになったことに
自分でも驚いています。