ハワイのわらび

アロハー

カウアイに住むようになってしばらく経ってからハワイにも「わらび」があって、わりと高級なものであることを知りました。ハワイ島のわらびが有名だそうで、カウアイのスーパマーケットではあまり見かけることはありません。

私は時々フラシスターのノーマさんのところへレイメイキングを習ったりフラの練習をしに行くのですが、ノーマさんの家の大きな庭にワラビの畑があるのを知ってびっくりしました。ハワイ島から持ってきて植えたものだそうで、自宅で食べたり知り合いにあげたりするそうで販売はしていません。

日本のわらびとちがって、1メートルを越す高さに育ったシダの新芽を刈り取ったものです。40センチほどの長さがあり、太さは日本のものよりずっと太めです。

この写真の真ん中辺りが羊歯の木

ロコに人気のレシピは「わらびなます」と言ってトマトやスイートオニオンと混ぜたもの。余談ですが「わらび」も「なます」もハワイでは英語として通用します。

ワラビいー、なますウー と発音します。

シャキシャキとした歯ごたえがあり、とても美味しいです。食感としてはフレッシュなアスパラ・・かなぁ。 特にノーマさんの「わらびなます」はフラシスターの中では有名です！

ノーマさんの家はカパアという町のずっと奥、ワイアレアレ山の麓にあり、広いデッキからはポハク・ピリと呼ばれる山の麓に広がる豊かな緑が一望できます。

雨の後のはいく筋もの滝が山肌を流れるのが見えて、とても神聖なものを感じる風景です。

この滝が川に流れ込み、ノーマさんのわらび畑を潤します。ノーマさんのわらびが美味しいのはこの水のせいかもしれません。