ハワイアン・ホスピタリティー | 梅津美智留オフィシャルブログ「Kauai Rainbow」Powered by Ameba

ハワイアン・ホスピタリティー

Alo-haドキドキ


先日のブログでご紹介したように、先日、カウアイの4人の



フラダンサーと旅をしました。 今回は男性4名でしたが、



毎回日本に行くたびに、あらゆる場面で、彼らがみせてくれる



「ハワイアン・ホスピタリティー」に心を打たれます。




カウアイを発つ日、ホノルルに行くハワイアン航空が珍しく



1時間半も遅れました。 そのためにカウアイのリフエ空港の



5番と6番ゲートの待合室は飛行機を待つ人々でいっぱいに



なっていました。 イライラし始める人や、疲れて床で横になる



人もいて、ハワイアン航空の人たちも対応に追われているのを



見た今回の4人のダンサーのリーダー、トロイが、「一曲踊ろう」



と3人に声をかけました。



待合室の人たちは突然2人がウクレレを弾き、2人が踊りだした



ので、はじめは唖然としていましたが、そのうち、一緒にリズムを



とったり、写真やビデオを撮りだして大喜び。



ハワイでもフラダンスはディナーショーやエンター・テイメントの入



っているバーやショッピング・モールなどで見られるだけで、いつでも



どこでもフラダンスが見られるわけではないんです。



カウアイが誇るカネ(男性)ダンサーたちですから



一曲終わると盛大な拍手と歓声で「アンコール!!」の声まで



かかりました。 その声に答えて、最初の一曲を遠くで見ていた人たちの



ほうに移動して、もう一曲。 床に寝ていた人も立ち上がって、見ていました。



待ちくたびれて沈んでいた待合室の人たちがみんな笑顔に変わって



いました。

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踊り終わった後、お土産にウクレレを買ったファミリーが

トロイにウクレレを教えてほしいと、言ってきました。

待ち時間にミニ・レッスンをしているところです。



ハワイアン航空の人たちも、彼らに「Mahalo/ありがとう!!」と


シャカサインやウインクを送っていました。





そしていわき市では



ジャパン・フラガール・フェスティバルの当日、関東から来る予定の



参加者を乗せたバス5台が、高速道路で起きた事故の影響で



予定より5時間も遅れて会場のスパ・リゾート・ハワイアンズに到着



することを知って、4人で歌と踊りで出迎えようと言うことになり、



梅雨空の薄ら寒い屋外で、約1時間にわたり、バスが到着するたび



に歌い続け、踊り続けました。 到着した参加者は思いがけない



ハワイからのゲスト・ダンサーの出迎えににとても感動してください



ました。

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彼らは常にハワイの文化を「Share」(分かち合う)という気持ちを



持っています。 そしてそれをとっても自然に、しかも臨機応変に



人の気持ちを考えて対応できることが本当にすごいと思います。




彼らは私を「ママさん」とか「Auntie/アンティー(おばちゃん)」と



呼んでくれます。どんな呼ばれ方でも、こんな素晴らしい若者たち



を息子のような思いでとても誇りに思います。