ハワイに津波警報ーカウアイでも避難

　アローハ

土曜日はクム･フラ、レイアナラさんの教室のフラの発表会がありました。

その途中、カナダで起きたマグニチュード7.7の地震による津波が来ると

いうニュースが入りました。　第一波の到着は午後10時28分。

会場でもアナウンスされましたが、すぐ会場を出る人たちと、残る人たちに

分かれました。

私と主人も会場はのあるリフエの町は海から遠いし、発表会が終わるの

は午後9時だから、第一波が来るまでには余裕で家に帰れる･･･と思って、

会場を出たのは午後9時半。

そのときには、町中に30分おきにサイレンが鳴り響き、パトカーが

あちこちで待機していました。ラジオでは低い土地に住む人たちに

避難を呼びかけていました。避難する以外の外出は禁止となり、

とにかく高速道路に出ましたが、すでに途中の道路が閉鎖されていて、

ウチに向かうことができずに、また町に逆戻り。

とりあえず、｢なんか食べよう｣ということになり、マクドナルドで

ハンバーガーを買って、車の中で過ごそうか、あるいは近くの

避難所へいこうか考えましたが、同じリフエの町にある市役所の

主人のオフィースで様子を見ることにしました。

津波は第一波から第四波まできましたが、マウイのカフルイの

津波が一番高くて、70センチくらい。　

カウアイのハナレイでは15センチくらいの津波を観測したそうです。

朝にならないと具体的な被害の状況は分からないとのことでした。

ホノルルにある太平洋津波警報センターでは第四波の後、警報を

解除しましたが、道路閉鎖を解除するかどうかの判断は各島の郡長に

ゆだねられているので、高速道路が通行できるようになったのは

それからしばらくたってから。　ウチへ戻ったのは午前２時を回って

いました。

昨年3月の日本での津波の教訓から、警戒も、避難所のオープンも

オーシャン･フロントのホテルや住人の人々の避難所への移動も

迅速でした。

迅速でなかったのは私たち二人でした・・・・・・

とにかく大きな津波にならなくて、ハワイ全島がほっと一安心しました。