今月のWOWOWでは古いガメラ映画の特集をやっていたので3作品を録画して観た。
ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年)、ガメラ対大悪獣ギロン(1969年)、ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年)
いやぁ~、さすがに50年前、小学生の低学年で観た映画。細かいストーリー等全く覚えていない。
ところどころで知っている場面がある程度。
最近のCGに見慣れている自分には、当時のあまりにも稚拙な特殊効果は笑ってしまう。
でも当時はそれが画期的だったんだろうなぁ。
映像だけではない。
セリフも子供の学芸会のようだ。
過去の作品から引用した映像が延々と流れる等、とにかく低予算であることがわかる。
ストーリーもすごい。
一例でバイラスの一部。
地球侵略を狙うバイラス星人は地球を守るガメラが邪魔もの。 そこでガメラの脳の記憶から弱点を探る。 ガメラの弱点は子供と知り少年2人を人質にする。なんたってガメラは子供の見方なのだ。
さらに、子供2人を人質に取られた人類はこともあろうか、わずか数十分の国際会議でバイラス星人に全面降伏することを決めてしまう。
こんなありさまだ。
でも子供の頃の自分にとってはこれで十分楽しめたのだろう。
映画館で買う怪獣写真のセットも楽しみだったしね。200円位だったかなぁ?
出来れば今は亡き父親にガメラシリーズの感想を聞きたかったなぁ。
子供だましの映画として観ていたのか? それとも50年前なら大人も楽しめたものなのか?
ちょっと興味あるねぇ。