幻の国産オパール | 娘三人のブログ

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タイトルの前に。

サッカーワールドカップアジア最終予選日本対イラク。

劇的なラストだったねぇ。


あわや1対1の引き分けで終わりそうなところだったけど、ロスタイムに点を入れ、なんとか2:1で勝つことができた。ワールドカップに出るっていうのは険しい道だね。



さて、本題。

皆さんは日本でもオパールが採れる場所があったのを知っているだろうか?


以前、クーバーペディでオパール堀り(拾い)の話を書いたが、今から10数年前、ある雑誌で日本でもオパールが取れることを知った。

何んとそこが自分の住んでいる福島県! 


福島県西会津町宝坂(ほうさか)。 宝坂っていうのがいかにもという感じだ。

自宅から車で1時間4、50分の場所。

もういてもたってもいられない。


早速、鉱山の所有者に連絡してオーパール掘りに出かけた。


しかし、しっかり入山料を取られる。

落ちている石を拾って割るだけなら、5,000円。

斜面から石を掘り出す場合は10,000円!

こいつは高い!目

自分は当然、5,000円コース。


鉱山所有者のおばあちゃんの家に上がり、鉱山に入る前にお茶をいただいて話を聞いた。

なんでも入山料を安くしてしまうと、人がたくさん来て大変ということでわざと高くしているとのこと。

「それでも何回も来る人がいるんだから魅力があるんだろうねぇ」とのこと。


過去に見つかったオパールを見せてもらったが、見事なものだった。

ここのオパールは水につけている。

こうしないと割れてしまったり、白濁したりするらしい。(オパールのベース色は透明)


おばあちゃんに付き添われて現場に到着。

石の崖、そして小川が流れる場所。

足元の小石の中からに3~5cm程度の丸っこい石を探してハンマーやタガネで割る。

やることはそれだけだ。


ちょっと雰囲気がわかるブログのリンクを貼ります。 この当時は自分で掘っても3,000円だったんだ。

 http://www.ne.jp/asahi/yoshida/gaia/opale/opale.htm


何時間探してもOK。

その間、例のおばあちゃんがずっと付き添いでいる。

というか、勝手に掘らないか監視しているのかも知れないけど。


自分の経験で言うと、だいたい50個の石を割ると1個の割でオパールが見つかる。

まあ、オパールと言ってもごく一部がうっすらと色が着く程度。

おっ! と、思うようなものは、ほとんど見つからないと言っていい。


結局、自分はトータル3、4回、宝坂に行った。

ほぼオパールを見つけられなかったこともあった。

それでも1つだけ大きく光るオパールを見つけることができた。


その石をせっせと磨くとなかなかのものになった。

初めのうちは水に入れていたけど、やっぱり普通に水の外で保管したいよねぇ。

と、しばらく水の外に出していたら、大きなヒビが入り、また表層近くが白濁してしまった。しょぼん


でも2、3ケ月でその劣化もストップ。

その後は同じ状態と保っている。


ああ・・・。

また、宝坂に行きたいなぁ と、ネットで調べてみたら・・・・


なんと2006年に閉山してしまっていた。

もう10年も前からオパール探しは出来なくなっていたのだ。

ということで、自分の持っているオパールは幻の国産オパールというわけだ。


今日、昼に社宅に帰って写真を撮ってみました。


ジャーン!

これが、幻の国産オパールです。










実際、石を回してみると様々に色が変わって(遊色というらしい)写真よりもきれいです。


国産の希少オパールってことで少しは価値があるものなのかな?


さて次回(いつかは不明)はクーバーペディで拾ったオパールを紹介します。

そしてその中で、衝撃の新企画も・・・・


P.S.

明日は人間ドックで休暇。その足で郡山に帰るので、次回更新は10/10(月)の予定です。