実家じまいをするにあたり、

お仏壇じまいもして、軍人だった祖父の日本刀も、専門の業者さんに引き取ってもらいました。

お仏壇も、祖父の刀も、両親の承諾を得て処分しましたが、どちらも、我が家にとって大事なもの。

迷いましたし、心も痛みました。



おじいちゃん、ご先祖さま、手もとに残せなくて、ゴメンナサイ…と、

誰もいない部屋で言いましたお願い



そして、それから間もなくのこと……


その日の片付けを終えて帰ろうとすると、なんとなーく父の寝室の本棚が気になるのです。

まだ見ていない、いちばん上の棚……なにが入ってるんだろう??


すでに玄関で靴を履きかけていたのですが、戻って見に行くと、

さほど大事そうに見えないファイルが数冊…

旅行のパンフレットや、ツアーの日程のプリントがたくさんファイルしてあり、

その一冊に、封筒が目

封筒のなかを見ると……

なんと、

数人の諭吉さんがいたーびっくり札束

 

そのとき私は、思ったのです。


これって、おじいちゃんとご先祖さまのメッセージだよねー爆笑乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

「いいよ、いいよ、それでよい」と、おっしゃってるんだよねーラブ飛び出すハート


と。


はい、極めて勝手な解釈ですてへぺろ


でも、お金を見つけた翌日、私は、久々に従姉に会うことになるのです(昨日書いたエピソード)。

このお金を一部使って、二人でお茶をし、大きなケーキも食べましたカップケーキ

おじいちゃんとご先祖さまに、感謝しつつピンク薔薇


お金のことは、両親にも報告。お金を使って従姉と楽しい時間を過ごしたことを話すと、ふたりとも喜んでくれました。


このお金……封筒に書かれたメモやファイルの書類から察するに、何かの団体旅行の幹事をつとめた父が、何人かの電車代をたてかえ、それを返してもらったもののようでした。

およそ20年前ぐらいの日付だったので、かなり長いあいだ忘れ去られていたことに。


長くて険しいムスメの道ですが、思わぬタイミングで、ご褒美がもらえたりもするものらしい……

そんなお話でしたニコニコ