ショパン(淡路町)のアンブレス | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

神田淡路町の一帯は奇跡的に東京大空襲の被害が少なく、古き良き時代の建物が残されており独特の雰囲気がある。
 

  お店紹介

 
「神田藪そば」さんの向かいにある喫茶店「珈琲ショパン」さん。
 
昭和8年創業で90年の歴史を誇り、喫茶店百名店の常連でもある。
 
いまの建物は戦後の建築だが店内は昔のままの雰囲気で、ショパンの曲が優雅に流れる。
 
昔はショパンが好きな音楽通が集まったというが、今はご近所のサラリーマンの憩いの場。

 

  メニュー

 
名物はアンブレス。
 
前回と同じくブレンド珈琲と注文。
 
店内にはショパンの「別れの曲」が鳴り響いている。
 

  お料理登場

 
●アンブレス+ブレンド珈琲(600円+550円)
 
ショパンオリジナルのブレンド珈琲は目の覚めるような濃さが有名。
 
アンブレスとはあんこのホットサンド1でグループに1皿しか提供しない。
 
ちなみに12:30の入店で私で最後。
 
後のお客はサンドイッチ系が終わったと告げられると肩を落として帰る人もいる。
 
それではいただきますナイフとフォーク
 
ショパンで食パンを食べる・・・
 
同じダジャレを2回使いました。
 
本日のパンチラッ!
 
直火のホットサンドプレスであんこを挟み、焼き色を見ながらバターを塗ること3回。
 
カリカリに焼かれたパンの間からはホクホクの甘いあんこ、3度塗りのバターの塩気と相まって至福の美味しさ。
 
一度食べたら誰もがたちまち虜になる。
 
通常の3倍の豆を使っているブレンド珈琲は酸味が強く濃厚。
 
この濃さがアンブレスとは相性バッチリ。
 
ショパンを聴きながら楽しむアンブレスと珈琲。
 
戦前から続く昭和の味をいつまでも守り続けてほしい。
 

美味しい食事に感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

本日の名曲コーナー 

 

辻井伸行くんのピアノでショパンのエチュード「別れの曲」。

 お店情報

・ショパン(CHOPIN)
・東京都千代田区神田須田町1-19-9
・営業時間 8:00~20:00
・店休日 日、祝日