カントリー(自由ヶ丘)のグヤーシュ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

去年の秋は東京にいながら、オーストリア、ハンガリー、クロアチア、ウクライナ、ルーマニア、ギシリャと東欧や南欧の料理を楽しんだ。
 
共通点があったり、全く違う料理法だったり、その国ならではの郷土料理はどれも最高の美味しさだった。
 
自由ヶ丘で食べたハンガリー料理も忘れられない。

 

  お店紹介

 
自由ヶ丘デパート3階の「キッチン カントリー」さん。
 
昭和28年創業と70年近い歴史がある老舗のハンガリー料理店。
 
今年亡くなられた陳建一さんをはじめたくさんの料理人や著名人も通う。
 
サンプルケースを眺めるのも楽しみのひとつ。
 
4人掛けのテーブル席にご案内。
 

  メニュー

 
前回はトルトット カーポスターだったが、今回はハンガリー料理で最も有名なグラーシュスープを注文。
 
ハンガリーワインはほんのり甘い。

 

  お料理到着

 
●グラーシュスープ(1,380円)
 
ハンガリーに限らず東欧諸国ではパプリカを使う料理が多い。
 
ハンガリーを代表するスープで日本で例えると鍋料理のようなものだろう。
 
それではいただきますナイフとフォーク
 
新鮮野菜のサラダ。
 
あったかスープは優しい味付け。
 
素材の旨さが伝わってくる。
 
ビーフは柔らかく煮込まれ噛めばほろりと崩れる。
 
野菜もたっぷりだ。
 
ライ麦パンは日本のパンとは違い口の中の水分を取られる系。
 
でもね、こんな方法もある。
 
ほうら、しっとり柔らかく旨味も格別。
 
東欧の料理はフランス料理のように派手さはないけど実力は負けちゃいない。
 
毎日食べたくなるのは東欧料理だね。
 

美味しい食事に感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

本日の名曲コーナー 

 

ハンガリーを代表する作曲家といえばフランツ・リストが有名。

 
リストの「ラ・カンパネラ」。日本語で言うと「鐘」。
 
演奏は全盲のピアニスト辻井伸行くん。
 
ルフィの覇気のようにたった一音で観客の心を掴み意のままに操る。
 
辻井君も将来の「巨匠」になる可能性は十分。というか、すでに「巨匠」の世界のドアノブに手をかけているのかも。

 

 お店情報

・ハンガリーレストラン キッチン カントリー
・東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート 3F
・http://www.restaurant-country.co.jp/index.html
・営業時間 11:30~14:00 18:00?22:00
・店休日 水曜日