三燈舎(神保町)/ランチミールス | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

カレーの聖地神保町。


欧風カレーから創作カレーまで何でもありなのだが、インドカレーも名店が軒を連ねている。
 

神保町の南インドカレー「三燈舎」さん。


インド料理店らしくない店名だが、「サントウシャ」は現地語で「幸せ」という意味らしい。
 

階段には2組待ち。


5分ほどでテーブル席にご案内。
 

3種類のカレーのCセット。ランチミールスを注文。
 

本日登場する選手たち。
 

シェフは3月から5月まで故郷のインドに帰っていたが、緊急事態宣言で再入国も大変だったそうだ。

 

インド株なんて悪いイメージしかないけど本元は中国ウィルスだからね。


アジア解放のために日本と共にイギリスと戦った戦友のインドのみなさん。頑張れ!

 

●Cセット(1,200円)
 

南インド伝統のミールス。


クレープのようなドーサか揚げパンのバトゥーラが選べたのでドーサを選択。
 

ドーサが大きすぎるのでちょっとずらして撮影。


それではいただきますナイフとフォーク
 

ラッサムとサンバルのスープ。
 

本日のカレーはシェフのおまかせ。

 

辛口のチキン・カラヒ。
 

中辛のビーフキーマとキャベツ。

 

インド料理でビーフは珍しい。
 

マイルドの3種豆のダル・フライ。

 

ミールスは食べ方が分らないっていう方がいるけど基本は簡単。


一旦リングから選手は退場してもらいます。
 

ライスを平らにしてパパドは砕いてライスの上にパラパラ・・・
 

それぞれのカレーを味見しながら半分くらい掛けちゃいましょう。
 

ピリピリ辛い大好きな味。

 

チキンも大振りですな。
 

おおっ、これも悪くない。
 

お豆さんもいい仕事してます。

それぞれ個性は違えどもクオリティは極めて高い。
 

ドーサはそのままでもいいし、ラッサムやサンバルのスープに浸しても美味しい。


ごはんのお代わりを勧められるのでお願いします。


インドカレーはヘルシーだと勘違いしている人も多いけどダイエットには天敵。

 

 だけどこの誘惑には勝てない。
 

スープ系以外を全部掛けちゃいます。


「まじぇて、まじぇて、まじぇたらもっと美味しくなるから!」はナイルレストランのナイルさんの名言。
 

う~ん!西郷隆盛。


美味い!という言葉しか出てこない。


お代わりもしたのでお腹はパンパンに弾けそう。


美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」

 

【本日の歴史のお勉強コーナー】

 

銀座の「ナイルレストラン」の記事でも紹介したが、大東亜戦争はアジアの民衆と欧米の戦いだった。

 

シンガポールの戦いでイギリスに奴隷のように使われたインド兵は降伏後、涙を流して感激してくれた。

 

いわく「日本兵は我々と一緒に食事をしてくれた」。

 

イギリスの女性は日本人やインド人の前では素っ裸になって着替えるのだそうだ。

 

同じ人間だと思っていないから羞恥心はない。

 

そして、日本軍とチャンドラ・ボース、新宿中村屋のボース、銀座ナイルレストランのナイルさん率いるインド国民軍はデリーへ向けて進軍したのです。

 

結果は無残にも敗北したけど、それが戦後のインド独立につながった。

 

私の30年来の友人であるミルトン君もアラム君も一緒にチャンドラ・ボースのお墓がある杉並区の「蓮光寺」にお参りしたこともあるほど、日本に大変感謝してくれている。

 

インドは日本の大切な友人なのです。

 

【お店】
・三燈舎(SANTOSHAM)
・東京都千代田区神田小川町3-2  2F
https://santosham.tokyo/