和牛小皿しんうち(神楽坂)/黒毛和牛ハンバーグ丼 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

体重の「緊急事態宣言」。

 

ヘルシーなランチを求めて神楽坂を歩く。

 

「和牛小皿しんうち」さん。


「焼肉しんうち」の姉妹店で今年の春オープンしたばかりなのに、武漢肺炎の影響で長期間営業自粛という憂き目に遭った。

 

お互いに武漢ウィルスの被害者同志の親しみもあるし、牛肉ってダイエットにもいいんだよと自分を納得させて入店。
 

カウンター席に着席。

 

前回は「黒毛和牛ローストビーフ丼」だったのでハンバーグで攻めてみようと思う。

 

お茶を飲みつつ出来上がりを待つ。

 

●黒毛和牛ハンバーグ丼(1,000円)

 

中央にはハンバーグと目玉焼き。


その周りをサラダや温野菜が取り囲むバランスの良さそうな丼。


それではいただきます割り箸


 

優しい味のスープ。

 

シャキッと歯応えのお新香。

 

お待たせしました。秘技玉子崩し!

 

キミと濃厚に絡む幸せのひと時が大好きなんだ。


お肉は黒毛和牛100%なのかな。


つなぎがない、或いは少ないので肉の旨味がストレートに伝わる。


ソースは和風の醤油ベース。

 

 野菜も食べなきゃね。

 

ハンバーグは粗めに崩して食べた方が旨そうだ。

 

ほ~ら、大正解。

 

あっ、また気が付いたらぺろりと完食してるではないか。

 

なぜ「腹八分目」が実践できないのだろうと情けなくなる。


この値段で黒毛和牛を楽しめるコスパの高さ。


次回はステーキ丼かカレーか迷うな。


 美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」

 

【本日の古関裕而作品コーナー】

 

朝ドラ「エール」のモデルは昭和を代表する作曲家古関裕而。

 

生涯5千曲に及ぶ作品の中から特に知名度の高い作品を取り上げている。

 

先週紹介した「夢淡き東京」の翌年、昭和23年に作曲された「栄冠は君に輝く」。

 

武漢ウィルスのおかげで中止になった今年の夏の高校野球。

 

全国の球児たちの無念を思うと涙が溢れ出る。

 

来年はまた甲子園でこの曲が高らかに歌われることだろう。

 

ドラマでは音大のプリンス佐藤久志として登場する伊藤久男の歌。

 

古関、伊藤、そして作詞家の野村俊夫(おでん屋の鉄男)で「福島三羽烏」と称された名コンビ。

 

古関も終戦直前にはバイオリン協奏曲を書いていたようだが、敗戦のすさんだ時代にクラシック音楽などは誰の心にも必要なかった。

 

声楽出身の伊藤もその歌い方で苦労した時代もあったようだが、この曲はまさに水を得た魚のように力強い歌声で高校球児にエールを送り続けてくれる。

 


【お店】 
・和牛小皿 しんうち
・東京都新宿区神楽坂2-20 小栗横丁ビル