ブラームス(国分寺)/~カツレツ~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

 店名はお店のイメージを左右する重大なもの。


私も新しい店を作るたびに店名を決めるのには随分苦労した。


一般的には明るく楽しい店名が多い。


洋食亭ブラームス。


昨日も紹介したが、ネクラで重々しく夢も希望もないような曲ばかり作った作曲家だ。


モーツァルトとかヨハン・シュトラウスとか洋食にふさわしい作曲家もたくさんいるのになぜにブラームスなのかよくわからない(笑)


荻窪で創業し、駅ビルを中心に出店していたが、現在は荻窪、横浜、自由が丘、国分寺など数店のみ。


花咲オムライスが名物。前回は巻きオムライスを食べた。


サンプルケースを眺めていると「ウィーン風カツレツ」というのが気になったので入店。


まだオープン直後ということで店内には数組の客のみ。


一応注文するのは決まっているのだがメニューにも一応目を通す。


んっ?


生ハムとチーズと大葉の三元豚カツレツ?


復刻版だそうな。


同じカツレツながらウィーン風カツレツと、生ハムとチーズと大葉の三元豚カツレツで迷う。


座禅を組み、指先をぺろっと舐め、頭の上でくるくる回して瞑想。


チーン。


生ハムとチーズと大葉の三元豚カツレツを注文。


麦のジュース。


ゴキュゴキュ・・・


プッハ~!


●生ハムとチーズと大葉の三元豚カツレツ(1,400円)


ランチメニューはごはんと飲み物付き。


できたらドリンクよりスープ付きの方がありがたい。


カラッと揚がったカツレツはからは、我慢できないのかチーズがあふれ出そう。


それではいただきますナイフとフォーク


お待たせしました。ナイフ入刀!


おおっ!


ころもはサクッとしているが中は柔らかくナイフがスーッと入る。


柔らかい三元豚と一緒に巻いた生ハムとチーズと大葉の四重奏のハーモニー。


濃厚なドミグラスソースが全体を上手くまとめている。


このドミグラスソースがごはんにも合う。


ただ、ただでさえ小さな皿の上にちょこっとのごはんはお子様ランチサイズ。


大の大人が食事するんだからもう少し盛って欲しい。


彩のいいサラダはさっぱり系のオリジナルソースが美味い。


レモンはカツにかける場合もあるがこの場合はサラダにかけた方がいい。


食後の飲み物はレモンティー。


ウィーン風カツレツも気になるが、やっぱりこの店はオムライスの方がより魅力的かな。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】
・ブラームス国分寺店
・東京都国分寺市南町3-20-3 セレオ国分寺9F