西武池袋線急行で池袋から一駅。
晴天の石神井公園は家族連れや釣りを楽しむ人で賑わっている。
公園内の練馬区の施設の中にある武蔵野うどんの「むさしのエン座」さん。
店内満席で30分ほど待ち入店。
各テーブルを見渡すと、ほとんどビールかお銚子が並んでいる。
「郷に入れば郷に従え」、という格言もあるのでやむを得ずビールを注文。
赤星とは粋ですな~。
揚げた唐辛子蕎麦がよく合う。
郷に従いすぎて清酒も注文。
どれがいいですか?
・・・と次々に出してくれる。
冷蔵庫で冷やされた清酒は飲みたくないからお燗してもらう。
酒燗器はお湯が貯められた2重構造。
このお店は地元練馬産のこだわり野菜を使うのも人気のヒミツ。
●マダム結子のポテトサラダ(300円)
マダム結子って・・・笑
このポテサラは毎回頼んでいるが、季節によって変わる採れたての地元野菜と手作りのマヨネーズがクセになる美味しさ。
●五種の串天(200円)
前回は地元野菜のかき揚げだったので、今回は野菜の串天にしてみた。
最初はこんにゃく?・・・
・・・
あっ!
生のこんにゃくじゃなく、甘辛く煮込んだこんにゃくを揚げてあるんだ。
こんなの初めて食べたけど、これは美味い。
ごぼうや大根も同じく煮込んだ野菜の天麩羅。
揚げることも計算に入っててほどよい硬さなのがお見事。
こりゃ、たまらんね!
このお店の名物霙糧うどんを冷やしで注文。
生から茹であげるので、時間はたっぷりかかる。
地元産(?)の採れたての美人なおねえさんや、昔たぶん美人だった今はおばちゃんたちの明るい接客もこの店の魅力の一つ。
●霙糧うどん+炊き込みご飯(850円+110円)
手打ちのうどんには紫芋を使ったお客との赤い糸だという赤い麺と、練馬大根の葉で作った縁を表す緑の麺が1本。
それに細長く切った大根が添えられている。
それではいただきます
霙とは大根おろし。
糧とはおかずの事で、武蔵野うどんの定番の豚肉、油揚げ、ごぼう、長ねぎ、青菜。
初めて食べた時は感動さえ覚えたうどん。
今回改めて食べてみても素朴で強いコシと優しいなめらかさは健在。
いろんな産地のうどんを食べたが、私の中では日本一の稲庭うどんを越える唯一のうどんだ。
手作りの酢を入れると、味が変わってサッパリした味に変化する。
豚肉、ごぼう、油揚げ、長ねぎ、青菜。
地元野菜を使った炊き込みご飯。
雰囲気の良さと快適な居心地・・・
料理の質の高さ・・・
笑顔あふれる接客サービス・・・
地元密着の明確なコンセプト・・・
うどんでは唯一の夢シュラン三つ星に相応しい名店。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★★★
・むさしの エン座
・東京都練馬区石神井町5-12-16 石神井公園ふるさと文化館内
・http://www.udon-enza.com/
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