★★★/鮨いづ(湯島)/~限定20食のお弁当~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今週に入り、急に秋を感じるようになった。


梅雨明けも遅かったし、あっという間に通り抜けていった今年の夏だった。


夜は毎週通っているのに、明るい湯島を見たのはいつだったろう?


たぶん稲庭うどんの醍醐さんが最後じゃなかったかな?


と、思い立ち久しぶりの湯島ランチ。


鮨いづ天神下店。


天神下とはいうまでもなく湯島天神。


国籍不明の雑多な御徒町とは違い、落ち着いた雰囲気が街の魅力だ。



注文はいつもと同じちらし弁当。


お昼限定20食のサービスメニュー。


つけ台には先客が4名。


ネタケースいっぱいにずらりと並ぶ鮨タネ。


一見こわもてだが粋な会話をする親方と、優しいサービスの女将さん。


この家庭的な雰囲気もこの店の魅力。


お茶を頂きながら職人の仕事を見るのも楽しいものだ。



親方からつけ台越しに重箱を受け取ると、すかさず女将さんがお椀を運んでくる。


●ちらし弁当(1,080円)



下の段のちらしは酢飯の上にまぐろの赤身を盛りつけた鉄火重。


2階はおかずがぎっしりつまったお重。


それではいただきます割り箸


お椀は豆腐の味噌汁。


うっとりとした目の海老のだしが決め手。


いくら、玉子焼き、酢蓮、焼魚(鯖)、ポテトサラダ。



こちらは煮物中心。


煮帆立、里芋、人参、蒟蒻、高野豆腐、蒲鉾、煮豆、ミニトマト、ブロッコリー。



キチンと面取りした煮物は見た目もよく、しっかり煮汁が沁みた優しい味。



運がいい時は中トロが入る時もあるが、今回は赤身だだけだった。


それでもこの値段でこのまぐろは嬉しくなるね。


食後は水菓子。


ナシとブドウという秋の味覚。


何度来てもCPの高さに驚くが、たかが千円の弁当にここまで手間暇かけるお店もあるまい。


前回も書いたが、あまり他人に教えたくない店だし、お弁当も限定20食なので、この記事を見ても絶対に行かないでくださいね(笑)


いつも美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 ★★★
・鮨いづ 天神下店
・東京都文京区湯島3-36-8
http://www.sushiten.com/tokyo/sushiizu-tenjinshita


にほんブログ村 グルメブログ フードアナリストへ
にほんブログ村 にほんブログ村 グルメブログ 東京下町食べ歩きへ
にほんブログ村