「しあわせかんじるおむらいす!」~東長崎・新京~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

「オムライスとは幸せを感じる料理である!」


そう言ったのは、かの北大路魯山人ではなく、私なんですが、そう思いませんか?


食べているうちに自然と笑顔がでてきます。


少なくとも、ケンカや、別れ話をしながら食べるシーンには合いません(笑)


ぶらり旅しながら新しいお店探しシリーズは今週も続きます。


今回のお店は以前から評判は聞いていました。


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東長崎駅から徒歩10分ぐらいの住宅地の中にある中華料理の「新京」さん。



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夢酔亭主人は、こんな小さな気遣いを見逃しません。


入る前から期待が高まります。



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「新京」といえば、旧満州国の首都。


当時の新京には、日本やロシア革命で追われた白系ロシアがたくさん移住し、

新しく開発した文化の花が咲き誇った美しい都だったそうですね。


ご主人も私の親父ぐらいの年齢だと思いますが、新京に縁がある方なのかな?

ご夫婦二人だけの小さな店なんですが、居心地の良さはなんだろう・・・。



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安っ!


らーめん300円・・・


ちゃーしゅーめん、ではなく、ちゃしゅーめんは500円・・・


モノには価値があるんで、安い事が全て良いって思ってる訳ではありません

が、どんなラーメンか興味津々です。



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とりあえず、ビールを飲みながら考えましょう!


ビールも大ビンと小ビンを置いている店は客に優しいお店なんです。
中ビンって店の都合ですからね(笑)


大ビンで550円という価格も嬉しいじゃありませんか!



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「ちゅうかどん」や「てんしんどん」は平仮名だけど、
「玉子丼」や「親子丼」は漢字で書いてあります(笑)


やっぱり初訪問のお店では、オムライスを頼むのが作法です。


隣のテーブルで餃子を包んでいる奥さんへオムライスを注文。


メンマとビールでつないでいると、厨房からはジャッジャッとケチャップライスを

炒める音と共にいい匂いが伝わってきます。


静かになったと思ったら、玉子をフライパンに入れたジューという音が聞こえてきます。


それからちょうど30秒後に「おまたせしました~」



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●おむらいす(550円)



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自慢じゃないけど、これだけオムライスを食べてると見た瞬間ピーンと感じるも

のがあります。



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きれいに包まれている訳じゃないし、見た目は武骨ですが、ピーン、ピーンと脳天までアンテナが反応します。


それではいただきますナイフとフォーク



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このスープが、ラーメンと同じだとすると素晴らしいラーメンだと思います。


若い頃ならオムライス+ラーメンなんて平気で食べれたんですが、今はダイエッ

トもしているんでやめときますが、いつか絶対ラーメンも食べたい!



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これですよ!


昔懐かし系の甘酸っぱいオムライス!


具は大きめチキンと玉ねぎ、ピーマン、それにナルトを発見した時は宝物を見

つけた子供のようにはしゃぎたくなりました。



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オムライスはチャーハンではないので、パラパラしすぎても美味しくないし、リゾ

ットのようにべチョべチョでもいけません。


理想のしっとり感!


住宅地の路地の小さな中華屋さん。


ここに極上のしあわせを感じるオムライスがありました。


ご主人や奥さんのとびっきりの素敵な笑顔もオムライスにピッタリ!


今日も美味しい食事に感謝をこめて「ごちそうさま!」


【お店】 
・新京
・東京都練馬区旭丘1-5-6