「下町のオムライスの魅力!!」~ヨシカミ~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

好きな食べ物は?と質問されて「オムライス!」と答えると、相手に戸惑いともいえる表情が帰ってきます。


やはりオムライスってお父さんの食べ物じゃないんですかね~?


今日のランチは、
「うますぎて申し訳ないス!!」のキャッチコピーで有名なヨシカミさん。

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このお店の名物はハヤシライスで、ランチでも早く行かないと無くなることもあるようです。


今日は満席で外にも7人ほどの行列。


5分から15分の待ちのようですが幸いカウンターに1名の空席がありすぐ座ることができました。


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メニューを見てちょっと悩みます。


というのもちょっと前ですが「和風総本家」(ニッポンの洋食100年)のテレビでヨシカミさんのハンバーグが紹介されていたんですね。


ふっくらとしたあの魅力的なお姿もまだ頭に残っていたんですが、やはり今日は「オムライス」をお願いしました。

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オープンキッチンのカウンターから職人さんたちを眺めていると皆さん真剣な表情で生き生きと働いています。


忙しいからとバタバタしているお店も多いんですが、いい店というのはキビキビ動きながらも周りを見回し細かな心遣いができる余裕があるんですね。


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●オムライス(1,250円)


洋食の世界ではトンカツやビーフシチュー、ハンバーグなどは人気も実力もありお皿の上でもドヤ顔の男性的なイメージがあります。


オムライスはというと、優しく横たわってナヨナヨと手招きしてくれる女性的な魅力を感じませんか? (女優さんに例えると八千草薫さんのような・・・)



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このオムライスはまさに正統派と呼べるんじゃないでしょうか。


銀座や六本木で食べるオムライスとは明らかに違う、下町のオムライス。


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華やかさはないかもしれませんが、ひとくちごとに作り手の温かさが伝わってくる真面目なオムライス。


オムライスって庶民の食べ物。下町にいちばん合うような気がしますね。


これが50年以上続く人気の秘密かもしれません。


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久しびりのヨシカミさんでしたが、大満足のランチでした。


そしてもうひとつおススメが・・・


このお店の店長さんのブログ「洋食屋ヨシカミ店長のブログ」。


普段は聞けないお店の裏話や店長さんの初恋のお話など、抱腹絶倒の面白さですので是非ご一読を。(HPからも入れます)


【お店】
・ヨシカミ
・東京都台東区浅草1-41-4
http://www.yoshikami.co.jp/index.html